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「日本は前線にあまりにいい選手が多い」 敗れたインドネシアの韓国人監督が脱帽「打開難しかった」

サッカーのアジアカップは24日、グループリーグD組の最終節を行い、世界ランキング17位の日本代表は同146位のインドネシアに3-1で勝利し、通算2勝1敗としてグループ2位で決勝トーナメント進出を決めた。敗れたインドネシアを率いる韓国人のシン・テヨン監督は「日本はいいチーム」と相手を称える一方で「判定には不満が多い」とジャッジに疑問を呈している。

インドネシアのシン・テヨン監督【写真:ロイター】
インドネシアのシン・テヨン監督【写真:ロイター】

決勝トーナメント進出可能性残るが「天のみぞ知る」

 サッカーのアジアカップは24日、グループリーグD組の最終節を行い、世界ランキング17位の日本代表は同146位のインドネシアに3-1で勝利し、通算2勝1敗としてグループ2位で決勝トーナメント進出を決めた。敗れたインドネシアを率いる韓国人のシン・テヨン監督は「日本はいいチーム」と相手を称える一方で「判定には不満が多い」とジャッジに疑問を呈している。


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 試合は前半2分、日本のFW上田綺世が敵陣ペナルティエリアで倒され、VAR介入の結果PKが与えられた。これを上田が自ら蹴り先制点を挙げた。後半7分には最後はグラウンダーのクロスを受けた上田がまたも得点。同43分にもオウンゴールでリードを広げた。後半アディショナルタイムにインドネシアのロングスローから失点したものの、危なげなく勝ちきった。

 韓国メディア「OSEN」が試合後のシン・テヨン監督のコメントを伝えている。試合後の会見で「おめでとうございます」と決勝トーナメントを決めた日本をまず祝福した後「やはり日本は良いチームだった」と続けた。一方で「主審には不満が多い。それでも最善を尽くした選手には拍手を送りたい」とした。

 記事はカウンター戦略をとったインドネシアが、日本のプレッシャーに苦しんだと指摘。これについて指揮官は「日本は前線にあまりにいい選手が多い。カウンターもプレッシャーも良く、打開するのが難しかった。我々の若い選手は経験不足で、ボールを奪ってもうまく展開できなかった。日本は前線でのプレッシャーがとても良く難しい展開になった。我々が強化しなければならない点」と答えている。

 また、グループ3位となったインドネシアには他国の結果による決勝トーナメント進出の可能性が残るが「天のみぞ知るところだろう」とし、残るグループの結果を見守るつもりだ。

 勝利したベトナム戦を一番いい試合として挙げたシン・テヨン監督は、チームの強化には手応えを感じているようだ。「インドネシアのサッカーはFIFAランキングを見れば最弱体水準かもしれないが、試合内容を見ればかなり成長している。私も若い選手たちを率いて、最高のチームと試合をしながらインドネシアサッカーの希望が見えた」としている。

(THE ANSWER編集部)


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