日本―イラク戦の国際映像で「Agony of Doha」が話題に 日本人には悪夢の日「頭にあるのです」
サッカーのアジアカップ(杯)グループステージ第2戦が19日、カタールで行われ、世界ランク17位の日本代表は同63位イラクに1-2で敗れた。歴代最長の国際Aマッチ連勝記録が「10」で止まり、決勝トーナメント(T)進出はお預け。この試合、国際映像の実況席で話題になっていたのは「Agony of Doha」のフレーズだ。日本ファンは思い出したくない、あの悪夢の一戦のこと。「歴史とは不思議なものだ」と注目されていた。
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サッカーのアジアカップ(杯)グループステージ第2戦が19日、カタールで行われ、世界ランク17位の日本代表は同63位イラクに1-2で敗れた。歴代最長の国際Aマッチ連勝記録が「10」で止まり、決勝トーナメント(T)進出はお預け。この試合、国際映像の実況席で話題になっていたのは「Agony of Doha」のフレーズだ。日本ファンは思い出したくない、あの悪夢の一戦のこと。「歴史とは不思議なものだ」と注目されていた。
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イラク―日本戦の国際中継では、英語実況でこんな話題が上がっていた。
「日本で最も有名、もしくは悪名高い試合は『Agony of Doha』という1993年10月28日にドーハで行われたものです」
森保一監督も選手として経験した「ドーハの悲劇」と呼ばれる一戦のこと。今回と同じイラクを相手に、2-1と1点リードの後半ロスタイムに同点ゴールを許し、初のワールドカップ(W杯)出場を逃した出来事だ。
「ジャファル・オムラム・サルマンが得点し、日本の1994年米国W杯への出場を阻みました。これは日本のファンの頭にあるのです」と英語実況が説明。解説も「歴史とは不思議なものです。当時すでに生まれていた日本の選手はタニグチのみで、彼はここカタールでプレーしているのですからね」と語った。
ほとんどの選手が「ドーハの悲劇」当時は生まれていなかった事に触れつつ、「ハジメ・モリヤスはその試合でプレーしていました。その得点が決まった瞬間ピッチに立っていたのです」と指揮官との因縁も伝えた。そして前半5分、イラクの先制ゴールが決まると「歴史とは、なんと面白いものでしょうか」と英語実況は思わず口にした。FIFAランクでは格上で、10連勝中の日本が先制を許す展開。当時の悲劇と今回を既に重ね合わせるようなリアクションを見せていた。
(THE ANSWER編集部)