サッカー日本最大の課題は「対戦相手ではない」 初戦で露呈、経験不足か…海外メディア指摘
サッカー・アジアカップ(杯)カタール大会に出場中の日本代表は19日にイラク戦を迎える。米スポーツ専門局「ESPN」のアジア版は「日本のGKの難問が、アジア杯のチャレンジにおいて最大の障壁になるかもしれない」と題し、2011年以来3大会ぶりの優勝を目指す日本の課題を指摘している。
GKの経験不足をESPNアジア版が指摘
サッカー・アジアカップ(杯)カタール大会に出場中の日本代表は19日にイラク戦を迎える。米スポーツ専門局「ESPN」のアジア版は「日本のGKの難問が、アジア杯のチャレンジにおいて最大の障壁になるかもしれない」と題し、2011年以来3大会ぶりの優勝を目指す日本の課題を指摘している。
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記事では日本を優勝候補としつつ、「2011年以来となる優勝への最大の課題は、いつもの大陸の対戦相手ではなく、自らのGKの難題を解決する能力にあるかもしれない」と記載。大会前の時点では、GKは3人ともA代表で5試合以上出場していない。この経験不足に懸念があるという。
ベトナムとの初戦は、最も代表経験が多い鈴木彩艶が先発。最終的に4-2で勝利したものの、セットプレーから2失点するなど、一時リードを許した。記事では、特に2点目について「スズキは危険な兆候をカバーできていたように見えたが、弱い弾き返ししかできず、フリーだったファム・トゥアン・ハイの前にボールを押し出すことに成功しただけだった」と指摘。「ミステイク」と断定した。
一方でミス一つだけでGKの能力を判断すべきではないと強調。日本の攻撃面は申し分ないことを記しながら、守備が肝心だと強調した。
「彼、あるいは他の2人の日本の守護神が、トロフィーを追い求めるチームで守備の最終ラインを担うために必要な経験、メンタリティーを持っているかどうかが今後の課題だ」「より厳しい課題が持ち上がった時、同じくらい手強い攻撃を守り切れるか否かが勝利と敗北を分けるかもしれない」
鈴木が守り切れるか、または2番手と目される前川黛也がヴィッセル神戸の優勝に貢献した働きを国際大会でも見せられるか。「そのどちらも起きなければ、アジアサッカー界の頂点に13年ぶりに返り咲くことを目指す彼らにとって、日本自身が最悪の敵になるかもしれない」と記事は締めくくられた。
(THE ANSWER編集部)