日本代表が異国で掲げた横断幕 国民に寄り添った試合後の行動に海外注目「インスピレーションの源」
カタールで行われているサッカー・アジアカップ(杯)のグループステージで、日本は14日の初戦ベトナム戦で勝利し、白星発進した。試合後に掲げた横断幕が日本人ファンの間で話題になっていたが、これに海外メディアも注目。「サッカーは日本では常に計り知れないインスピレーションの源となっている」など、サッカーの力が日本全体の活力になっていることを記している。
ベトナム戦後の日本代表の行動が話題に
カタールで行われているサッカー・アジアカップ(杯)のグループステージで、日本は14日の初戦ベトナム戦で勝利し、白星発進した。試合後に掲げた横断幕が日本人ファンの間で話題になっていたが、これに海外メディアも注目。「サッカーは日本では常に計り知れないインスピレーションの源となっている」など、サッカーの力が日本全体の活力になっていることを記している。
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ベトナム戦勝利後、日本代表選手たちは白い横断幕を持ってピッチを1周した。そこに青い文字で書かれていたのは「被災地に力を」。元日に発生した能登半島地震に向けたもので、「UNITED TOGETHER」といった英語も添えられていた。
日本代表公式X(旧ツイッター)でも団結を呼びかけるメッセージとともに写真が公開され、日本人ファンから「さすが」「スポーツ、サッカーの力を信じています!」などの声が集まっていたが、インド誌「スポーツスター」もこれに着目。「元日に日本の一部が壊滅的な被害を受けた。そのチームは今、サッカーを通じて再建を鼓舞しようとしている」との見出しで記事を掲載した。
本文では「ハジメ・モリヤスは、AFCアジアカップ2023で、スポーツを通じて近年で最も悲惨な自然災害に見舞われた日本の被災者たちを勇気づけたいと考えている」と森保一監督の心情を汲んだうえで、「フルタイムの後に、チーム全員が『United Together! 2024年能登半島地震』と書かれた白い横断幕を持ちながらピッチの周りを行進した」といった日本代表の取り組みなどを紹介した。
その中で「『共に乗り越えよう』と団結を呼びかけるボードを掲げているファンもいて、それはチーム全員とスタッフからも拍手を浴びていた」とファンとの団結を示すエピソードにも触れ「サッカーは日本では常に計り知れないインスピレーションの源となっている」と記している。
(THE ANSWER編集部)