ベトナム戦後の一コマ

　カタールで行われているサッカーのアジアカップで日本代表は、14日に行われたグループリーグ初戦でベトナムに4-2で白星発進。試合後には森保一監督と、ベトナムのフィリップ・トルシエ監督が互いを称え合う場面が話題となったが、大会公式はトルシエ監督がもう一人の日本人と抱擁していた画像を公開した。日本人ファンから「これは胸熱」「犬猿だったと思ったけど」と反響が寄せられている。

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　ピッチサイドでトルシエ監督が対面したのは、日本代表の名波浩コーチ。トルシエ監督は左腕を肩に回し、右手を名波コーチの左胸付近に当てている。トルシエ監督は笑顔。再会した2人は貴重なひと時を過ごしたようだ。

　大会公式Xの日本語版アカウントは「#フィリップ・トルシエ」「#名波浩」と2つのハッシュタグの間に握手の絵文字を添えた文面とともに画像を公開。名波コーチは現役時代、トルシエ監督のもと「10番」を背負い、2000年10月に行われたアジア杯レバノン大会で優勝の立役者となっているだけに、23年以上の時を経た2ショットに日本人ファンも感激の声を上げている。

「これは胸熱！！」
「自分の教え子が代表コーチって熱いよね」
「うおぉぉぉぉぉーーーー」
「めっちゃ仲悪かったよな」
「コパ・アメリカのパラグライでのことは謝罪してもらえたのかな？」
「いろいろな感情はあってもこういうのっていいですよね」
「代表の時は、犬猿だったと思ったけど　ナナミンの表情が微妙」
「『アジアカップ史上最強チーム』立役者の二人がここで顔合わせていたのか。すごいな」
「このふたりで優勝したのほぼ四半世紀前とか恐ろしすぎる」

　トルシエ監督は試合後、森保監督と固い握手をするなど交流していたことが話題になっていたが、ともにアジアのタイトルをつかんだ“教え子”とも旧交を温めた形となった。