日本の苦戦に韓国メディア自戒「油断は禁物です」 中東の笛も警戒「過度に反応しないのも重要」
サッカー・アジアカップ(杯)のグループステージが14日、カタールのアルトゥマーマで行われ、世界ランク17位の日本は同94位のベトナムに4-2で白星発進した。ただ前半には一時1-2とリードを許す苦しい展開。15日にバーレーンとの初戦を迎える韓国のメディアはこの試合を「油断は禁物、日本が投げかけるメッセージ」と報じ、反面教師にするつもりのようだ。
サッカーアジア杯、韓国は15日にバーレーンと初戦
サッカー・アジアカップ(杯)のグループステージが14日、カタールのアルトゥマーマで行われ、世界ランク17位の日本は同94位のベトナムに4-2で白星発進した。ただ前半には一時1-2とリードを許す苦しい展開。15日にバーレーンとの初戦を迎える韓国のメディアはこの試合を「油断は禁物、日本が投げかけるメッセージ」と報じ、反面教師にするつもりのようだ。
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韓国メディア「マイデイリー」は「宿敵であり、今大会の強力な優勝候補の日本が投げたメッセージをよく心に刻むべきだ。油断は禁物です」と韓国代表にメッセージを送る。バーレーンに対して「通常の試合運びなら楽勝が予想される。しかし中東遠征の不利さなど変数も考慮しなければならない」とした。
警戒心を高める一因となっているのが、日本の苦戦だという。「日本とベトナムの試合が与える教訓が大きい。負傷者の多い日本はベトナム戦で(先発メンバーの)“ローテーションシステム”を稼働した。主戦とそれ以外の実力差は大きくないが、100%の実力を発揮できずに混乱が起きた」として、先制したものの前半には逆転まで許したと伝えている。
ただ「韓国のコーチングスタッフと選手たちは良く分かっている」と、このような事態も織り込み済みだとする。「最近、アジアのサッカーはどのチームも実力を上げており、中東地域で“伏兵”と呼ばれるバーレーン相手に簡単に試合を進められるとは思えない。世界的な好チームも国際大会の初戦は難しい。韓国も同じだ。もう一度あらためなければならないメッセージ、油断は絶対禁物だ」としている。
韓国は、英プレミアリーグのトッテナムで活躍するソン・フンミンら「稼働できる最高の戦力で試合に出るとみられる」という。「先制ゴールを入れて安定的に試合を進めたい。バーレーンのラフプレーや審判の判定に過度に反応しない姿勢も重要だ」と、警鐘を鳴らした。
(THE ANSWER編集部)