日本375億8400万円:ベトナム8億4500万円 市場価値では44倍、臆さず戦ったベトナムの健闘ぶり
サッカー・アジアカップ(杯)のグループステージが14日、カタールのアルトゥマーマで行われ、世界ランク17位・日本は同94位ベトナムに4-2で白星発進した。格下相手に一時はリードを奪われるまさかの展開。ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」が算出している両チーム選手の市場価値を見ても、ベトナムが健闘したと言えそうだ。
アジアカップ・カタール大会
サッカー・アジアカップ(杯)のグループステージが14日、カタールのアルトゥマーマで行われ、世界ランク17位・日本は同94位ベトナムに4-2で白星発進した。格下相手に一時はリードを奪われるまさかの展開。ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」が算出している両チーム選手の市場価値を見ても、ベトナムが健闘したと言えそうだ。
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ベトナムは0-1の前半16分、左CKから19歳FWグエン・ディン・バクが体勢を崩しながらもバックヘッドで同点ゴール。さらに同33分には、FKの折り返しをGK鈴木彩艶が弾き切れず。FWファム・トゥアン・ハイが流し込んで2-1と逆転した。その後は再逆転を許したものの、日本のファンを驚かせる健闘ぶりだった。
「Transfermarkt」によると、この試合にスタメン出場した日本選手11人の合計市場価値は1億1310万ユーロ(約180億円)、対するベトナム11人の合計は303万ユーロ(約4億8000万円)に過ぎなかった。日本はベトナムの37.5倍となっている。
久保建英(6000万ユーロ=約95億円)がスタメンを外れていたこともあり、控えメンバーとの合計でも日本が23人で2億3690万ユーロ(約375億8400万円)であるのに対し、ベトナムは久保の10分の1にも満たない533万ユーロ(約8億4500万円)に過ぎない。実にベトナムの44倍を超える市場価値を日本は誇っていた。
国際的にそれだけ評価の高い選手が集まっていた日本に対し、トルシエ監督率いるベトナムは臆することなく戦ったと言える。森保監督は試合後の中継インタビューで「アジア杯の戦い方を教えてくれた初戦だった」とコメント。アジアのプライドをかけた戦いに、簡単な試合はなさそうだ。
(THE ANSWER編集部)