トルシエ監督「2-4の敗戦は利益をもたらすだろう」

　記事によると、トルシエ監督はポゼッションをわずか20％ほどしか取れないと予想していたという。しかし、結果は41.6％。各組3位のうち成績上位4か国に入って決勝トーナメントに進出することが今大会の目標だというが、「2位になるならさらに良い」とグループステージ突破も視野に入れる。

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　勝点や得失点差で並んだ場合、総得点やカード数も順位決定の要因となる。「ベトナムは今日2得点を挙げ、警告（カード）を受けなかった。だから、2-4で敗戦したのは0-2で敗戦したのと比べて、非常に私たちに利益をもたらすだろう」。68歳となった同監督はしたたかに先を見据え、この日の戦いぶりを誇った。

　森保一監督率いるグループDの日本は19日にイラクと、24日にインドネシアと対戦。全6組に分かれる今大会は各組上位2か国と、3位のうち上位4か国の全16チームが決勝トーナメントに進む。日本は歴代最多の国際Aマッチ10連勝。2011年以来3大会ぶり5度目の優勝が期待される。