タジキスタン監督の行動が話題に

　サッカーのアジアカップが開幕。13日には中国とタジキスタンが対戦する。タジキスタンを指揮するペタル・セグルト監督は、現地での会見時に報道陣一人一人にまで敬意を払い、海外ファンから「とても謙虚だね」「これがタジキスタンの文化なんだよ」などと注目を浴びていた。

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　会見場に入ったセグルト監督。対面するメディア陣に歩み寄ると、一人一人に手を差し出した。固く握手をしていく。顔なじみの記者だけではなく、並べられた椅子の間を移動してほぼ全員に自ら挨拶を行っていたようだ。律儀に手を握られた報道関係者も思わず笑みになる、爽やかなシーンだった。

　実際の映像をアジアカップ公式インスタグラムが公開。「全員と握手。タジキスタンのペタル・セグルト監督がメディア陣に感謝」と伝えた。

　海外ファンからは驚きと感心した様子のコメントが寄せられ「リスペクトだ」「クールだね」「とっても良い行いだ」「とても謙虚だね」「これがタジキスタンの文化なんだよ」「最高の監督だ」「心優しいね」「ブラボー」などとコメントが集まっていた。

　セグルト監督はアフガニスタンでも監督を務め、2016年にはW杯アジア予選で日本と対戦。当時は0-5で敗れている。今大会はグループAでカタール、中国、レバノンと対戦する。森保一監督率いるサッカー日本代表はグループD。14日の初戦でベトナムと対戦する。