THE ANSWER編集部・中戸川 知世の記事一覧
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激戦神奈川でノーシードの公立校が快進撃 7日間で457球、創部初16強の舞岡エース築井泰成は「悔いない」
2023.07.19第105回全国高校野球選手権・神奈川大会は18日、等々力球場で5回戦が行われ、舞岡は第3シードの横浜商に0-9で7回コールド負け。公立校同士の対決に敗れたが、激戦の神奈川大会をノーシードで同校史上初のベスト16まで勝ち上がる快進撃だった。
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帰ってきた夏の高校野球の風物詩 神奈川名物「隼人園芸」に沸く球場、あちこちから「低く!」の声
2023.07.17第105回全国高校野球選手権・神奈川大会は8日から熱戦が繰り広げられている。「THE ANSWER」は新人カメラマンのフォトコラムを連日掲載。今回は、帰ってきた保土ヶ谷球場名物「隼人園芸」。横浜隼人の控え部員たちが腰を深く落とし、機敏に動く伝統のトンボ掛けが夏の公式戦4年ぶりに復活。球場も連日沸いている。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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カメラマン席で偶然見た高校野球のリスペクト たった一人直立し、横浜の校歌を聞いた敗戦校の補助員
2023.07.16第105回全国高校野球選手権・神奈川大会は8日から熱戦が繰り広げられている。「THE ANSWER」は新人カメラマンのフォトコラムを連日掲載。今回は、敗れた試合後に相手校の校歌を直立し、じっと聞いていた1人のブルペン捕手。16日にサーティーフォー保土ヶ谷で行われた4回戦の第2試合・横浜―湘南工大付戦。カメラマン席で一人立っていたのは、敗れた湘南工大付の補助員・薩美賢仁郎(2年)だった。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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汗をぬぐう横浜のエースと照らされたスタンド 最高気温35度、熱戦神奈川の“夏”を感じた一枚
2023.07.16第105回全国高校野球選手権・神奈川大会は8日から熱戦が繰り広げられている。「THE ANSWER」は新人カメラマンのフォトコラムを連日掲載。今回は、猛暑のマウンドで力投した横浜のエース・杉山遙希(3年)。16日にサーティーフォー保土ヶ谷で行われた4回戦で湘南工大附に13-3で5回コールド勝ち。紫外線に弱い病を持ちながら、杉山は暑さに負けない奮投で勝利に導いた。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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毎朝5時半起床で文武両道 横浜サイエンスフロンティア主将・瀬谷颯亜、3年前の自分へ「ありがとう」
2023.07.16連日熱戦が繰り広げられている第105回全国高校野球選手権・神奈川大会。なかには、文武両道で白球と勉学の2つに青春を注いだ球児もいる。“科学エリート”の育成を目指す新鋭進学校・横浜サイエンスフロンティアのエースで主将の瀬谷颯亜(3年)は、8日にサーティーフォー保土ヶ谷で行われた1回戦、横浜氷取沢に3-16でコールド負けを喫したが、完全燃焼した。
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フランスからの帰国子女、日本らしい部活に憧れて 慶応湘南藤沢・木原美遥マネージャーが駆ける青春
2023.07.14第105回全国高校野球選手権・神奈川大会は8日から熱戦が繰り広げられている。「THE ANSWER」は新人カメラマンのフォトコラムを連日掲載。今回は、慶応湘南藤沢のマネージャー・木原美遥さん(3年)。13日にサーティーフォー相模原で行われた3回戦、逆転に次ぐ逆転で10-7で生田東を下したシーソーゲーム。フランスからの帰国子女という木原さんは、記録員としてベンチから仲間を信じて勝利を見守った。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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空中で体が一直線になった遊撃手 エースを想い、目一杯に伸ばした三浦学苑・金井陽希の左手
2023.07.13第105回全国高校野球選手権・神奈川大会は8日から熱戦が繰り広げられている。「THE ANSWER」は新人カメラマンのフォトコラムを連日掲載。今回は、三浦学苑の遊撃手・金井陽希(かない・はるき=3年)。12日にバッティングパレス相石ひらつかで行われた2回戦、チームは第3シードの湘南に1-2で惜敗したが、金井の仲間を想った一瞬のプレーを写真で切り取った。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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理系コースの4番、夢は「薬の研究者」 名門進学校・湘南、意表を突いた安西和樹が「してやったり」
2023.07.12第105回全国高校野球選手権・神奈川大会は12日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかで2回戦が行われ、第3シードの湘南が2-1で三浦学苑を下し、3回戦進出。4番・安西和樹内野手(3年)の意表を突いた2球連続セーフティースクイズで奪った先制点がそのまま決勝点となった。
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異色の7校連合が本気で目指した「夏1勝」 神奈川で奮闘、ユニホームは違っても1つになった13人の笑顔
2023.07.11第105回全国高校野球選手権・神奈川大会は8日から熱戦が繰り広げられている。「THE ANSWER」は新人カメラマンのフォトコラムを連日掲載。今回は、田奈・釜利谷・永谷・横浜明朋・横須賀南・海洋科学・平塚農商の7校で挑んだ連合チーム。11日に俣野公園・横浜薬大スタジアムで行われた2回戦、大師に3-13で5回途中コールド負けを喫したが、7種類のユニホームを着た13人が一つになって戦い抜いた。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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たった10人で挑んだ一番楽しい夏 帰宅部の助っ人も参加、「9+1」で叶えた藤沢工科の5イニング
2023.07.10第105回全国高校野球選手権・神奈川大会は8日から熱戦が繰り広げられている。「THE ANSWER」は新人カメラマンのフォトコラムを連日掲載。今回は、わずか10人で挑んだ藤沢工科。9日に俣野公園・横浜薬大スタジアムで行われた1回戦、上矢部に0-10で5回途中コールド負けを喫したが、助っ人の力を借りた単独出場で完全燃焼した。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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「やっぱり、高校野球は熱いな」 圧倒された神奈川古豪・鎌倉学園の伝統「全力校歌」の角度
2023.07.09第105回全国高校野球選手権・神奈川大会は8日から熱戦が繰り広げられている。「THE ANSWER」は新人カメラマンのフォトコラムを連日掲載。今回はセンバツ出場2度を誇る古豪・鎌倉学園の「全力校歌」。8日にサーティーフォー保土ヶ谷で行われた1回戦で横浜商大高に8-4で勝利後、ナインは体を反り返らせて、校歌を熱唱した。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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横浜、東海大相模の神奈川2強を破った相洋 その瞬間、カメラマン席に聞こえてきた“音”
2023.05.08高校野球の春季神奈川県大会は相洋が準優勝。5日の準決勝(横浜スタジアム)は東海大相模に2-1で勝利し、23年ぶり3度目の春の関東大会出場権を手にした。横浜を延長の末に撃破した準々決勝に続き、神奈川の2強を破っての決勝進出にナインは喜びを爆発させ、観客席は大いに沸いた。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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「行け!宇都宮バッテリー!」 慶応の背番号9と24、ハマスタ決勝で組んだ特別な3イニング
2023.05.07高校野球の春季神奈川県大会は6日、決勝(横浜スタジアム)で今春センバツ出場の慶応が相洋を11-0で圧倒し、2011年以来の12年ぶり5度目の優勝を飾った。6回から背番号24の小宅雅己投手と背番号9の加藤右悟捕手(ともに2年)が出場。同郷・栃木出身で中学時代は同じボーイズでバッテリーを組み、全国制覇を達成した2人で、この日は3イニングを無失点に抑えた。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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慶応を春の王者に導いた「渡邉千之亮様様」 秋はベンチ、冬に覚醒した3番が2発6打点の大暴れ
2023.05.06高校野球の春季神奈川県大会は6日、決勝(横浜スタジアム)で今春センバツに出場した慶応が相洋に11-0で圧倒し、2011年以来の12年ぶり5度目の優勝を飾った。「3番・右翼」で出場した渡邉千之亮(3年)が2ラン2本を放ち、3安打6打点と大暴れ。春だけで5本塁打の絶好調スラッガーは決勝でも強い存在感を放った。
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横浜に続いて神奈川大物2校を撃破した相洋 「憧れ」東海大相模を封じた2年生・中島翔人の躍動
2023.05.05高校野球の春季神奈川県大会は5日、準決勝(横浜スタジアム)で相洋が東海大相模に2-1で勝利。23年ぶり3度目の春の関東大会進出を決めた。準々決勝で横浜を延長の末に撃破しており、神奈川の2強を破っての決勝進出。先発した背番号11の2年生左腕・中島翔人投手が8回1/3を1失点の好投で金星に貢献した。
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高校球児も「体が小さくても活躍できる」 163cmの慶応主将・大村昊澄が甲子園に描く夢【センバツ】
2023.03.1718日開幕のセンバツ高校野球(甲子園)。「THE ANSWER」では5年ぶり10度目の出場となる慶応(神奈川)の注目選手を連日紹介する。最終回は主将の大村昊澄(そらと)内野手(新3年)。163センチ、68キロと小柄な体格でチームを牽引する。「子供たちに希望を与えられる存在になれたら」と甲子園を目指すきっかけに“先輩”主将の姿があった。(取材・文=THE ANSWER編集部・中戸川知世)
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「打たれる事が怖くないし、気にしない」 16安打で3失点完投できる慶応・小宅雅己の思考【センバツ】
2023.03.1618日開幕のセンバツ高校野球(甲子園)。「THE ANSWER」では5年ぶり10度目の出場となる慶応(神奈川)の注目選手を連日紹介する。第4回は小宅雅己投手(新2年)。森林貴彦監督が提唱する「Thinking Baseball」に憧れて慶応に入学。最大の武器は「打たれることが怖くない」というマウンドさばきにある。(取材・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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「清原」が甲子園に再来 慶応・清原勝児、親子HRは「意識しない」求めるのは「日本一」【センバツ】
2023.03.1518日開幕のセンバツ高校野球(甲子園)。「THE ANSWER」では5年ぶり10度目の出場となる慶応(神奈川)の注目選手を連日紹介する。第3回は清原勝児内野手(新2年)。父に巨人、西武で活躍した和博氏を持つ。PL学園(大阪)3年夏に甲子園優勝を成し遂げてから38年、本人は「自分は自分。意識はしない」と母校の日本一だけを求めている。(取材・文=THE ANSWER編集部・中戸川知世)