THE ANSWER編集部・中戸川 知世の記事一覧
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すき間なし…ベンチに連なる一つの塊 優勝した横浜と大接戦、東農大二に受け継がれる伝統の“形”
2024.11.06第77回秋季関東地区高校野球大会は、横浜(神奈川)の2007年以来17年ぶりの優勝で幕を閉じた。その中で特に印象に残ったシーンを、フォトコラムで紹介していく。10月28日に行われた準々決勝では、東農大二(群馬)が横浜に0-2で敗戦。気になったのは、試合が進むにつれて目立つようになったベンチの“塊”だ。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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立ち尽くして涙…ナインの輪に入れず 決勝で横浜に惜敗、健大高崎が悔しさを乗り越えるための“儀式”
2024.11.05第77回秋季関東地区高校野球大会は4日、横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷で決勝を行い、健大高崎(群馬)は横浜(神奈川)に延長10回タイブレークの末、3-4で逆転負けを喫した。試合終了後、カメラのファインダーに飛び込んできたのが、ベンチ前で足を止めて泣いていた1人の選手。仲間がそっと支え、輪に引き入れる光景がまぶしく映った。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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「あとは頼む」「ごめん…」 佐野日大のエースが口を“真一文字”に結んだワケ 意外な肩組みに見えた仲間の温かさ
2024.10.30第77回秋季関東地区高校野球大会は29日、川崎市の等々力球場で準々決勝を行い、佐野日大(栃木)は健大高崎(群馬)に3-10で7回コールド負け。来春の選抜甲子園出場が濃厚となる4強入りを果たせなかった。エース左腕の洲永俊輔投手(2年)は、7回途中まで142球の力投。ピンチをつくって、2番手の和田匠真投手(2年)と交代するシーンで見えたチームスポーツの“醍醐味”に、心が熱くなった。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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あと1球から浴びた同点打 山梨学院の194cm1年生エースが流した“2つの涙” ベンチ横で目撃した成長の糧
2024.10.28第77回秋季関東地区高校野球大会は27日、横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷で1回戦2試合を行い、第1試合では山梨学院(山梨)が東海大相模(神奈川)に延長10回タイブレークの末、6-5でサヨナラ勝ちした。山梨学院は実に6投手を起用。背番号1の1年生エースが3時間23分の中で見せた2種類の涙は”成長の糧”になると感じた。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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歓喜爆発が生んだ偶然の“左右対称” 初の甲子園へ前進したつくば秀英、チームカラーが作り上げた芸術
2024.10.27第77回秋季関東地区高校野球大会が26日に開幕した。横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷では1回戦2試合が行われ、第1試合ではつくば秀英(茨城)が拓大紅陵(千葉)に5-3で逆転勝ちし準々決勝へ進んだ。わずか1点リードの5回、つくば秀英ナインがピンチをしのいだところで見せたのが“左右対称”のリアクション。不思議な構図の裏側を追った。(写真・文=THE ANSWER編集部、中戸川 知世)
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名門校の大型捕手も指名漏れ、会見場は粛々も… 無念の夜に目撃、校庭で15人が作った温かい光景
2024.10.25「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が24日に行われ、横浜高・椎木卿五捕手に吉報は届かなかった。今夏の県大会決勝でサイクルヒットも達成した名門の大型キャッチャー。無念な結果となったが、校庭では温かい光景も見つけることができた。
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バレー新リーグ開幕戦、レンズ越しに見つけた高橋藍の心意気 見えない場所、振り続けた手の意味
2024.10.18バレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」は11日、東京体育館で男子開幕戦を行った。大阪ブルテオンがサントリーサンバーズ大阪に3-0のストレート勝ち(25-17、25-19、25-21)を収めた試合の後、会場から見えなくなるギリギリまでファンサービスを続けた一人の選手がいた。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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異色の古賀紗理那引退セレモニーで涙をこらえた人 誰もが笑顔のひと時で…愛を感じたワンシーン
2024.10.14バレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」は12日、川崎市とどろきアリーナで女子開幕戦・NEC川崎―埼玉上尾戦が行われ、試合後に元日本代表主将・古賀紗理那さんの引退セレモニーが開催された。昨季までNECに10シーズン在籍し、今夏のパリ五輪を最後に現役引退。笑顔ばかりのひとときで、親子愛にあふれた感動のワンシーンがあった。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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気落ちする後輩をカメラから守った先輩 日本インカレ、リレー決勝後にあった柳田大輝の気遣い
2024.10.12陸上の第93回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)が9月19日から4日間、川崎市等々力陸上競技場で行われた。パリ五輪代表の柳田大輝(東洋大3年)は男子100メートルに出場し、10秒09(向かい風0.4メートル)で優勝。2番手で走った4×100メートルリレー決勝は、日本学生記録を更新する38秒47で2位となった。競技終了後、気落ちする後輩のアンカーを気遣った行動があった。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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今年で第110代、並んだ先輩・後輩に「早稲田人たる覚悟」 レース直後、あまりに息の合った2人のお辞儀
2024.10.03陸上の第93回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)が9月19日から4日間、川崎市等々力陸上競技場で行われた。総合で男子3位、女子8位となった早大。男子400メートル決勝直後、2人の選手が並んで一礼した早稲田らしい印象的なシーンがあった。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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「ネイル、写ってますか?」日本インカレ優勝直後、カメラマンに意外な一言 鵜澤飛羽の爪に筑波愛
2024.10.01陸上の第93回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)が9月19日から4日間、川崎市等々力陸上競技場で行われた。最終日に行われた男子200メートル決勝、20秒64(追い風0.6メートル)で2年ぶり2度目の優勝を飾ったパリ五輪代表の鵜澤飛羽(筑波大4年)。大学最後の日本インカレ、レース直後のフォトセッションで母校愛が垣間見える瞬間があった。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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陸上・日本インカレフォトギャラリー【全39枚】
2024.09.26陸上の第93回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)が19日から4日間、川崎市等々力陸上競技場で行われた。THE ANSWER編集部カメラマン・中戸川知世が学生たちの熱戦を撮影した。
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長い長い2秒間のお辞儀 決勝打許した横浜の1年生、滲み出た先輩との絆「言葉にできないものが…」
2024.07.25第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は24日、決勝で東海大相模が横浜を下し幕を閉じた。「THE ANSWER」では、168チームが参加したこの大会にカメラマンが密着し、フォトコラムを連日掲載。最終回で取り上げるのは、神奈川を代表する2校の激突で心揺さぶられたシーンだ。8回、横浜の4番手で登板したのは、背番号「6」を背負う池田聖摩(1年)。決勝打を打たれた後にグラウンドで見せた2秒間のお辞儀から、痛いほど悔しさが伝わってきた。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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男子校の応援席になぜバービー人形? 客席を華やかに…藤嶺藤沢の“紅一点”を追いかけた先に見えた親心
2024.07.15第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は14日に3回戦を終えた。「THE ANSWER」では、168チームが参加するこの大会にカメラマンが密着し、フォトコラムを連日掲載していく。第5回で取り上げるのは、藤嶺藤沢の紅一点。男子校の応援スタンドに立つ“バービー人形”だ。ストーリーを追ってみると、温かいまなざしで部と選手を見守ってきた母の思いにたどりついた。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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コールド負け寸前、最後のマウンドで飛び出したハグ 泥だらけの主将と後輩捕手バッテリーの眩しさ
2024.07.14第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は3回戦に突入した。「THE ANSWER」では、168チームが参加するこの大会にカメラマンが密着し、フォトコラムを連日掲載していく。第4回で取り上げるのは大和東のバッテリー。背番号「2」で主将の山内元輝(3年)と「5」の吉成樹頼(2年)だ。13日に川崎市の等々力球場で行われた試合は、桐光学園に1-13で5回コールド負けし、夏が終わった。敗北寸前のマウンドで2人が交わしたハグがまぶしく、レンズ越しに思いが伝わってきた。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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たった一人で勝利校の校歌を聞いた補助員の1年後 グラウンドで憧れを現実にする姿に見た“成長”
2024.07.11第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は、7日から熱戦を展開中。「THE ANSWER」では、168チームが参加するこの大会にカメラマンが密着し、フォトコラムを連日掲載していく。第3回で取り上げるのは、湘南工科大附の背番号「2」。薩美賢仁郎捕手(3年)だ。10日に藤沢市八部野球場で行われた2回戦で、県商工を4-1で下し3回戦へ。昨夏は補助員として、相手の校歌をカメラマン席から見守った球児が1年後、グラウンドに立って自分たちの校歌を歌った。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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直近5戦3敗から蘇ったボクサーの生きがい 「もう俺はダメなのか」…挫折で強くなった森且貴の拳
2024.07.10人が生きがいを感じる瞬間を収めた。ボクシングの日本ミニマム級1位・森且貴(大橋)が9日、東京・後楽園ホールでライトフライ級(48.9キロ以下)ノンタイトル8回戦に臨み、パリニャ・カイカンハ(タイ)に6回2分54秒TKO勝ちした。昨年11月以来、約8か月ぶりの再起戦。直近5戦3敗と苦労した末、戻ってきたリングで歓声を浴びる瞬間を切り取った。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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「13人でグラウンドに」 女子だからと諦めない、マネジャーの可能性を広げる横浜翠陵の7分間
2024.07.09第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は、7日から熱戦を展開中。「THE ANSWER」では、168チームが参加するこの大会にカメラマンが密着し、フォトコラムを連日掲載していく。第2回で取り上げるのは、横浜翠陵の女子ノッカーだ。8日にサーティーフォー保土ヶ谷で行われた1回戦で、横浜翠陵は湘南学園を7-1で下し2回戦進出。試合前のグラウンドでノックバットを握ったのは、帽子から長い髪の毛をなびかせた女子マネジャーだった。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)