「頑張れなくなる時は誰でもある」 五輪、結婚・出産、大学院…今も挑戦をやめない荒木絵里香を支える「目的」
結婚・出産を経てコートに復帰 引退後も大学院進学など続けた挑戦
2012年ロンドン五輪、28歳で銅メダル獲得後「今、出産したらまだまだ(競技が)続けられる」と決意した。2014年に第1子が誕生。その後、「前の自分に戻ろうとは思わず、また新しい自分のプレースタイルで、競技のキャリアを歩もう」と、ここでも”目的”を見失うことなく、産後半年で母としてコートに戻った。2016年に代表復帰し、リオデジャネイロ五輪に出場。2021年東京五輪を最後に、4大会連続五輪出場という輝かしい実績を残して引退。その後、早大大学院スポーツ科学研究科でバレーボールのブロックを研究。引退後もバレーに向き合い続け、2023年3月に修了した。
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「頑張れなくなるのは誰にでもある。そのときに目的の部分に立ち返ると、『あ、そもそもこのためにやってたんだよな』と踏ん張る要素になる。その頑張る目的、競技をする目的が年を重ねるたびにどんどん増えていった。それがすごく良かったし、より豊かになっていった」
40歳になる今も、荒木さんの挑戦はまだまだ止まらない。今後も活躍し続け、若者や女性アスリートに刺激を与えてくれるのか。見逃せない。
(THE ANSWER編集部・横田 美咲 / Misa Yokota)