ベネズエラ歓喜のWBC初優勝!米国との1点差死闘制す 9回スアレス決勝打、日本を破った強豪が戴冠
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は17日(日本時間18日)、米マイアミで決勝が行われ、世界ランク5位のベネズエラが3-2で同3位・米国を下し、初優勝を成し遂げた。9回に4番打者エウヘニオ・スアレス内野手が決勝タイムリー。最後は剛腕ダニエル・パレンシアが締め、ナインは歓喜の輪を作った。

WBC決勝ベネズエラ―米国(ローンデポ・パーク)
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は17日(日本時間18日)、米マイアミで決勝が行われ、世界ランク5位のベネズエラが3-2で同3位・米国を下し、初優勝を成し遂げた。9回に4番打者エウヘニオ・スアレス内野手が決勝タイムリー。最後は剛腕ダニエル・パレンシアが締め、ナインは歓喜の輪を作った。
オマー・ロペス監督率いる中南米の強豪が、悲願の初優勝を果たした。17年大会以来となる王座奪還を狙う米国との頂上決戦。両軍ファンが詰めかけたローンデポ・パークで、死闘が繰り広げられた。
試合が動いたのは3回。ベネズエラがガルシアの中犠飛で1点を先取した。ぺレスが右前打、アクーニャJr.が四球で出塁。米国先発マクリーンの暴投で1死二、三塁になり、好機を活かした。
5回にはアブレイユが貴重な追加点となる中越えソロ。準々決勝・日本戦でも決勝の逆転3ランを放っている男がまたも大仕事をやってのけた。
ベネズエラの先発はエデュアルド・ロドリゲス。メジャー通算94勝、32歳のベテラン左腕が大舞台で快投を披露した。4回1/3を投げて、1安打無失点。継投もはまり、7回まで米国打線に二塁すら踏ませなかった。
しかし8回2死一塁から、オリックスで守護神を務めるマチャドが同点2ランを被弾。この試合前まで打率.167と不振だったハーパーに、甘い球を中越えに運ばれた。場内は騒然。2-2で9回の攻防に入った。
9回、先攻のベネズエラは先頭アラエスが四球で出塁すると、代走サノハが二盗に成功。間一髪のタイミングで、米国がチャレンジしたが判定は覆らなかった。その直後、4番スアレスが左中間へ勝ち越し適時二塁打。観客席はペットボトルが飛び交うほどの熱狂に包まれた。その裏マウンドに上がったパレンシアが1点を守り切り、ナインは歓喜を爆発させた。
試合前まで、両軍のWBCでの対戦成績はアメリカの3勝2敗。前回大会でも準々決勝で激突している。ベネズエラはリードして試合終盤に入ったが、8回にトレイ・ターナーに逆転満塁弾を浴び、7-9で敗れていた。今大会は準々決勝で日本、準決勝で旋風を巻き起こしたイタリアを下し、最後は米国との接戦をものにしてリベンジ成功。政治的不安定な状況にあるベネズエラ国内に、これ以上ない喜びをもたらした。
▼WBC歴代優勝国 ※()内は決勝スコアと準優勝国
2006年 日本(10-6 キューバ)
2009年 日本(5-3 韓国)
2013年 ドミニカ共和国(3-0 プエルトリコ)
2017年 米国(8-0 プエルトリコ)
2023年 日本(3-2 米国)
2026年 ベネズエラ(3-2 米国)
(THE ANSWER編集部)
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