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侍ジャパン「非常に大きかった」敗北の理由 NY紙が強調した日本野球の強み「失ってはならない」

野球日本代表「侍ジャパン」は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝でベネズエラに敗れ、連覇を逃した。米紙「ニューヨーク・ポスト」は敗因を分析している。

ベネズエラに敗れた侍ジャパン【写真:荒川祐史】
ベネズエラに敗れた侍ジャパン【写真:荒川祐史】

米メディアが検証した敗因

 野球日本代表「侍ジャパン」は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝でベネズエラに敗れ、連覇を逃した。米紙「ニューヨーク・ポスト」は敗因を分析している。

 14日(日本時間15日)の準々決勝。大谷翔平、森下翔太の本塁打で5-2とリードを奪ったものの、ベネズエラの強力打線を封じきれず。5-8逆転で敗れ、WBC史上初の8強敗退を喫した。

 米紙「ニューヨーク・ポスト」は「サムライ・ジャパンのアイデンティティ危機がWBC惨敗を招いた」との見出しで、ディラン・ヘルナンデス記者の署名記事を掲載。従来の「日本らしさ」とされたスモールベースボールの強みが失われつつあることを敗因の1つに挙げた。

 記事では「戦術を近代化した結果、日本チームは自らのアイデンティティを見失ってしまった。伝統から大きく逸れたことで、連覇のチャンスを自ら潰してしまったのだ」「彼らは日本の野球をしていなかった。守備よりも攻撃を優先し、小技よりも長打を重視した」と厳しく指摘されている。

 大谷、鈴木誠也、吉田正尚らメジャー組を中心に、例年と比べるとスモールベースボールと一線を画すメンバー構成だった今大会。ヘルナンデス記者は、パワー重視の編成が「得点力の偏り」をもたらしたと主張。メジャー組とNPB組との実力差は鮮明に現れ「その代償は非常に大きかった」と振り返った。

 連覇を狙った今大会で、失意を味わった侍ジャパン。28年ロス五輪、次回WBCに向けて「相手の戦い方をそのまま真似してはいけない。かつて自分たちを他と差別化していた特性を失ってはならない」と、改めて警鐘を鳴らしていた。

(THE ANSWER編集部)



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