伊藤、近藤ら侍ナインへ誹謗中傷が物議 選手会は警告も…止まぬ声 擁護も相次ぐ「捨て垢なんて気にするな」
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は14日(日本時間15日)、米マイアミのローンデポ・パークで行われた準々決勝で日本代表「侍ジャパン」がベネズエラに5-8で敗れた。6大会目で初めて4強に辿りつけず、屈辱の敗退。一部の選手に誹謗中傷が相次ぎ、物議を醸している。

敗退直後から一部選手のSNSに心無い声 アスリートへの誹謗中傷は近年社会問題化
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は14日(日本時間15日)、米マイアミのローンデポ・パークで行われた準々決勝で日本代表「侍ジャパン」がベネズエラに5-8で敗れた。6大会目で初めて4強に辿りつけず、屈辱の敗退。一部の選手に誹謗中傷が相次ぎ、物議を醸している。
死力を尽くし、戦い抜いた侍ジャパン。井端監督は「短期でのチーム作りは非常に難しいと感じたが、来た選手が何をできるか、考えてくれた。こちらとしてはやりやすかったと感じましたし、呼んだ選手、来られなかった選手もいますけど、今までありがとうございましたという気持ちでいっぱい」と選手を責めることなく、感謝を口にした。
しかし、その想いは一部ファンには届いていない。特にベネズエラ戦の6回に逆転3ランを許した伊藤大海、大会を通じて13打数無安打に終わった近藤健介のSNSには誹謗中傷と受け取られるコメントが試合後から急増している。
日本プロ野球選手会は1次ラウンドを終えた14日、公式Xで「日本プロ野球選手会では、WBC日本代表・侍ジャパンの監督、コーチ、選手に対する誹謗中傷のモニタリングを、NPBおよびNPBエンタープライズと共同で実施しております。1次ラウンドにおいても、誹謗中傷にあたる投稿が一定数確認されております」と投稿。「引き続き、侍ジャパンへの温かいご声援をよろしくお願いいたします」と呼びかけたが、またも繰り返された。
近年、SNSの発達とともにアスリートへの誹謗中傷が社会問題化。スポーツ庁も五輪などのスポーツイベントのたびに「他人を誹謗中傷する行為は、いかなる理由があっても許されないことであり、真摯にプレーしているアスリートをおとしめる言動は、決して正当化される行為ではありません」と呼びかけているが、問題は改善されないままといえる。
近藤も一夜明けた自身のインスタグラムで「また、選手に対して心無い言葉が届いているとも聞いています。もちろん結果はしっかり受け止めています。ただ、その言葉に叱咤があるのかどうかは、選手自身が一番分かります」と訴え、「たくさんの叱咤激励を選手は力に変えて、2026年シーズンも全力で頑張ります。応援よろしくお願いします」とこの経験を糧にシーズンを戦うことを誓っている。
一方で、投稿には心ないコメントと同じかそれ以上に「捨て垢で言ってくる人なんて気にしないで!」「そんな人の言葉は無視してほしい」「胸を張って日本に帰ってきてください」と誹謗中傷を諫める声や労いの声も寄せられていることも見逃してはいけない。
(THE ANSWER編集部)
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