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38歳リュ・ヒョンジン涙、韓国代表引退を表明 最終登板は2回途中KO「こうした終わり方は残念」【WBC】

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で17年ぶりに1次ラウンドを突破した韓国は13日(日本時間14日)、米フロリダ州マイアミで行われた準々決勝でドミニカ共和国と対戦した。ドジャースなどで活躍した38歳のリュ・ヒョンジン投手(ハンファ)がマウンドに上がったものの、2回途中で降板。チームが0-10で敗れた試合後には、これが最後の代表活動になるとして、目に涙を浮かべた。

ドミニカ戦で登板した韓国代表のリュ・ヒョンジン【写真:荒川祐史】
ドミニカ戦で登板した韓国代表のリュ・ヒョンジン【写真:荒川祐史】

WBC準々決勝、韓国はドミニカにコールド負け

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で17年ぶりに1次ラウンドを突破した韓国は13日(日本時間14日)、米フロリダ州マイアミで行われた準々決勝でドミニカ共和国と対戦した。ドジャースなどで活躍した38歳のリュ・ヒョンジン投手(ハンファ)がマウンドに上がったものの、2回途中で降板。チームが0-10で敗れた試合後には、これが最後の代表活動になるとして、目に涙を浮かべた。

 リュ・ヒョンジンは、大リーグを代表する打者が並ぶドミニカ打線を初回こそ無失点に抑えたものの、2回は1死一塁からカミネロに二塁打を打たれ、一塁走者ゲレーロJr.が一気に生還した。本塁に方向を変えながらヘッドスライディングする激走だった。その後遊ゴロの間に2点目、タティスJr.にも適時打を浴び、1回2/3を3失点でKOされた。

 2008年の北京五輪金メダルや、2009年のWBC準優勝に貢献したリュ・ヒョンジンは、それ以来17年ぶりの代表復帰だった。試合後のミックスゾーンでは、「代表としてはこれが最後になると思います」とはっきり口にし「こうして最後まで共に歩んでこられたことに、個人的には非常に喜びを感じています。こうした終わり方は残念ではありますが、それでもここまでやり遂げることができて、嬉しく思っています」と感謝した。

試合後に取材に応じるリュ・ヒョンジン【写真:荒川祐史】
試合後に取材に応じるリュ・ヒョンジン【写真:荒川祐史】

 韓国と世界の野球のレベル差が開いていると言われて久しい。今回も豪州、台湾と失点率の争いに持ち込まれた末に1次ラウンドを勝ち抜いたが、特に世界の球速向上に取り残されているのが露わとなった。

 リュ・ヒョンジンは「後継者がいない中で代表を退くのは残念ではないのか?」という問いに「そんなことはないですよ。私たちがここまで来て、1試合1試合を戦ったことすべてが経験だと考えています。何かいいきっかけになったと思いますし、今後の韓国野球にとって、次の国際大会へ向けてのいい学びやきっかけがあったと思います」と次世代への期待をかけた。

 大リーグ通算78勝。韓国では“怪物”と称された男の代表ラストマウンド。リュ・ジヒョン監督も2024年に韓国プロ野球に復帰してからの成績や態度、すべてが模範だったとし「だからこそ、あの年齢になっても韓国代表の先発投手として競争力を維持できたのだと思います。最後イニングを投げ切って降板できていれば良かったのですが、そこは少し心残りでしょう。でも代表チームの最年長として、最後まで最善を尽くしたことを称えたいです」と賛辞を惜しまなかった。

(THE ANSWER編集部)

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