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「こんなことされたら…」WBCチェコが日本に残した敬意 会見で頭に…「チェコ大好き!」の大合唱

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を狙う日本代表「侍ジャパン」は、東京ドームで行われた1次ラウンド・プールCを1位で突破した。白熱したゲームの一方、対戦チームの粋な振る舞いも大きな話題を呼んだ。1次ラウンドで対戦したチェコ代表の名場面を振り返る。

侍ジャパンと対戦したチェコ代表【写真:加治屋友輝】
侍ジャパンと対戦したチェコ代表【写真:加治屋友輝】

WBCで敗退も日本ファンの心を鷲掴みにしたチェコ代表

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を狙う日本代表「侍ジャパン」は、東京ドームで行われた1次ラウンド・プールCを1位で突破した。白熱したゲームの一方、対戦チームの粋な振る舞いも大きな話題を呼んだ。1次ラウンドで対戦したチェコ代表の名場面を振り返る。

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○日本戦前日に公式SNSで見せた変わらぬ礼儀

 日本戦の前日となる9日、チームの公式Xとインスタグラムには侍ジャパンの選手や東京ドームの客席にいる日本ファンを収めた11枚の写真が投稿された。対戦相手への敬意を感じさせる投稿には、「東京ドームでWBCを締めくくれることは、この上ない光栄だ」と綴られていた。

 2023年の前回大会でも話題になったリスペクト精神に溢れた振る舞いは今大会でも変わらず。日本のファンからは「貴国は対戦相手へのリスペクトが素晴らしいです」「仕事をしながら、土日練習してWBCに出場。頭が下がります」「チェコ大好き!」などと喝采が広がっていた。プレーだけでなく、その礼儀正しさでファンの心を強く掴んでいた。

○死球直後に見せた紳士的な振る舞い

 10日に行われた試合中にも、称賛を集める場面があった。両軍無得点で迎えた8回、先頭の佐藤輝明に対し、チェコの2番手コヴァラが投じた内角への投球が左腕を直撃。死球となると、コヴァラは即座にマウンドを降りて佐藤に声をかけ、心配する様子を見せた。ベース上でも一塁手のムジークが声をかけ、佐藤は手をあげて「大丈夫だ」と応えていた。

 ネット上のファンはこの光景を見逃さず、X上では「コヴァラ投手もムジーク選手も声かけてくれるのはやっぱり人間性が素晴らしい」「チェコはスポーツマンシップという部門では圧倒的に優勝してる」などと称賛の声が殺到していた。

○敗退決定後の会見で監督が巻いた「日の丸」

 チェコは7回まで日本を無失点に抑えるも、8回に崩れ、0-9で敗れた。試合後の会見で、パベル・ハジム監督は熱い試合を振り返った。「サトリアの素晴らしい投球、コヴァラ、東京ドームの雰囲気……。天国のような場所でした」と思い出を語ると、会見の終盤には「日本」と書かれたハチマキを頭に巻いた。「ニッポン、アリガトウゴザイマス。ヤキュウ、フォーエバー!」と力強く締めくくった。

 前回大会に続いて見せた指揮官の粋な計らいに、ネット上のファンは感動。Xには「チェコありがとう。大好き!!!」「こんなことされたら、またチェコさんのこと好きになっちゃうじゃんか」「ほんと良い国!」「ここにも”侍”がいた」などのコメントが書き込まれた。

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 チェコは4戦全敗で大会を去ったが、その人柄やスポーツマンシップで日本人のハートを鷲掴みにしていた。

(THE ANSWER編集部)



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