サトリア降板直前…画面外にあった“日本流” 角度90度「この投手がいれば…」体現した敬意
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は10日、東京ドームの1次ラウンド・プールC最終戦ですでに1位通過を決めている日本代表「侍ジャパン」がチェコに9-0で勝利。4勝0敗で1次ラウンドを終了した。敗退が決まっているチェコは4連敗となったものの、終盤まで0-0の大善戦。先発したオンジェイ・サトリア投手は5回途中まで無失点。この日で代表引退を表明しており、降板時に印象的なシーンがあった。

ワールド・ベースボール・クラシック
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は10日、東京ドームの1次ラウンド・プールC最終戦ですでに1位通過を決めている日本代表「侍ジャパン」がチェコに9-0で勝利。4勝0敗で1次ラウンドを終了した。敗退が決まっているチェコは4連敗となったものの、終盤まで0-0の大善戦。先発したオンジェイ・サトリア投手は5回途中まで無失点。この日で代表引退を表明しており、降板時に印象的なシーンがあった。
これがチェコ代表として最後のマウンドだった。サトリアは“魔球”チェンジアップで幻惑。普段は工事管理の事務職として働く右腕が5回途中無失点の快投を演じた。球数制限に達し、ハジム監督が出てくる。すると、指揮官はマウンドの前で帽子を取り、腰を90度折り曲げてサトリアに敬意を示した。そして、交代を告げられた右腕は一度振り返り、自分が投げたマウンド、そしてグラウンドを見渡してベンチへ下がった。
中継ではサトリアの顔が大写しになっており、一瞬、驚いたように笑った。実はこの時、ハジム監督のお辞儀があった。常々日本野球へのリスペクトを語っている指揮官。中継には映らなかったワンシーンだが、想いが伝わってくる場面だった。
メディアもXで発信し、サトリアとともにハジム監督の行動も話題に。試合後、指揮官はサトリアについて「オンジェイ・サトリアは有名な投手です。WBCでも彼の球速を目にしましたが、私たちは(順位としては)最後の方かもしれません。しかし、この投手がいれば、どのチームとでも戦えます」と最大級の賛辞を贈った。実力も成績も関係ない。観る者すべての胸を打つサトリアの勇姿だった。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)







