WBC敗退も…チェコ監督が名演説「野球が戦争の代わりになれば…」 どんなに悔しくても…決して忘れぬ礼儀の会見
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は7日、各地で1次ラウンドを行い、東京ドームのプールCではチェコが台湾に0-14で7回コールド負け。3戦全敗となり、敗退が決まった。それでも試合後にはスタンドと台湾ナインに一礼するなど、礼儀を忘れぬ姿にファンから惜しみない拍手が送られた。会見ではパベル・ハジム監督が野球への熱い思いを口にした。

WBC1次ラウンドで台湾に敗戦
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は7日、各地で1次ラウンドを行い、東京ドームのプールCではチェコが台湾に0-14で7回コールド負け。3戦全敗となり、敗退が決まった。それでも試合後にはスタンドと台湾ナインに一礼するなど、礼儀を忘れぬ姿にファンから惜しみない拍手が送られた。会見ではパベル・ハジム監督が野球への熱い思いを口にした。
チェコは初回、台湾のバント、盗塁を絡めた攻撃で守備が乱れ、捕手の悪送球で先制されると、元大リーガーの張育成内野手にも適時打を許した。2回には2死満塁からスチュアート・フェアチャイルド外野手に満塁弾を浴び0-6。その後も6回に打者9人の猛攻で5点を奪われるなど失点を重ねた。打線は台湾の4投手の前に4安打無得点に終わった。
会見場に落胆した表情で現れたハジム監督は、「日本戦の台湾監督の気持ちがわかりました。2イニング目が非常に似た形になったと思います」。前日、日本が2回に10得点の猛攻を見せたことを引き合いに出し、自虐的に笑った。
続けて、「でも、私はこれが言いたい。もしスポーツが、世界中の戦争と置き換わることができたら。国同士の競争心にスポーツを使うことができたら。これはスポーツの素晴らしい役割だと思います」と熱弁。「私はこの3試合全てを楽しみました。もしスポーツ、特に野球が戦争の代わりになれたら。球場だけでなく世界中の人々にとって楽しいことになると思います」と力を込めた。
結果は完敗だったが「プレミア12王者の3番打者が初回からバントしてきました。これだけ素晴らしいチームが我々を恐れてくれたのは良い気持ちでした」と笑顔。悔しさは隠しきれなかったが、場を和ませようと努めていた。前回大会では「必勝」と書かれた日の丸のハチマキをつけて会見に出たことも話題になった。残りは1試合、10日に日本と対戦する。
(THE ANSWER編集部)
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