【WBC】韓国、4発11得点の裏に「左一辺倒」からの変貌 指揮官「就任からの悩み」を右打ちMLB組2人が解消
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が5日に開幕。東京ドームでは1次ラウンド・プールCのチェコ―韓国戦が行われ、韓国が11-4で勝利した。初回に5番のムン・ボギョン内野手が先制となる満塁ホームラン。シェイ・ウィットコム内野手も2本塁打を放つなど計4本の一発攻勢で圧勝した。1次ラウンド(R)敗退だった過去3大会は初戦に敗れていたが“鬼門”をクリア。2009年大会以来となる1次R突破へ向けて白星発進となった。

1次ラウンド・チェコ―韓国戦
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が5日に開幕。東京ドームでは1次ラウンド・プールCのチェコ―韓国戦が行われ、韓国が11-4で勝利した。初回に5番のムン・ボギョン内野手が先制となる満塁ホームラン。シェイ・ウィットコム内野手も2本塁打を放つなど計4本の一発攻勢で圧勝した。1次ラウンド(R)敗退だった過去3大会は初戦に敗れていたが“鬼門”をクリア。2009年大会以来となる1次R突破へ向けて白星発進となった。
3大会連続で1次ラウンド敗退中の韓国は初回、チェコの先発パディシャークを攻めたて、ヒットと2四球で1死満塁のチャンスを作る。ここでムン・ボギョンがスライダーをはじき返し、グランドスラムとした。右中間席の中段に着弾する豪快弾。チームのセレブレーションである、両手を水平に広げた“飛行機ポーズ”も披露した。マイアミ行きのチャーター機に乗るという強い思いを込めたもので、ナインも歓喜で出迎えた。
韓国は2回にも、2安打で1死一、三塁の好機を作り、MLBタイガースに所属するジャマイ・ジョーンズの併殺崩れの間に得点。さらに3回にはアストロズでプレーするウィットコムがレフトスタンドへのソロ本塁打。韓国系アメリカ人のメジャーリーガー2人が得点をもたらした。
チェコは6点を追う5回に反撃。韓国3番手の19歳チョン・ウジュから1死一、三塁のチャンスを作り、テリン・バブラが右翼席へ豪快な3ランを叩き込んだ。しかし、韓国はその裏にウィットコムがこの日2本目となる2ラン。再びリードを広げた。
韓国は7回にも加点。ムン・ボギョンのタイムリー、大谷翔平や山本由伸とドジャースでともにプレーするキム・ヘソンの内野ゴロでそれぞれ1点を加え、2ケタ10得点に達した。8回にもジョーンズがソロホームラン。左翼へチーム4本目のアーチを描いた。チェコは9回に犠飛で1点を返すも、反撃はここまで。6投手のうち5投手が失点するなど、粘り切れなかった。
韓国のリュ・ジヒョン監督は「簡単なものはない。緊張感もあった。相手チームに関係なく緊張感がある。満塁ホームランが出てから楽になった」とムン・ボギョンの一発を評価。「相手チームにとって、以前の韓国は(打線が)左一辺倒で投手運用が簡単だった」としたうえで、右打者のウィットコム、ジョーンズが加わったことが大きいと語った。
「コーチ時代に一番難しいと思っていたのは右打者が少ないこと。悩ましい状況だった。監督に就任してからずっと悩んでいた。その中で今日活躍してくれたのが(ウィットコム、ジョーンズの)2人。スタート時点から代表チームの構成をより豊かにする努力をしていた。それが左右のバランスに繋がった」
韓国は準優勝だった2009年以来、4大会ぶりの1次R突破を目指す。過去3大会は初戦に敗れていたが“鬼門”を突破した。日本、オーストラリア、チェコ、台湾と同組。次戦は7日、日本と対戦する。指揮官は明日の状態を見てスタメンなどを考えるとし「すぐに決められるわけじゃない。今日の試合に全てをかけて集中した。ホテルに戻ったら準備を始めて戦略を練りたい」と話した。
(THE ANSWER編集部)
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