米専門局が動画を公開

　日本の14年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）。二刀流でフル回転し、大会MVPを獲得した大谷翔平投手（エンゼルス）の活躍は多くのファンを興奮させた。米専門局は大谷にフィーチャーしたハイライト動画を作成し、ツイッターで公開。日米のファンからは「あまりにまぶしい」「ハリウッド映画ですか？」といった反響が寄せられている。

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　まるで短編映画のようだ。動画はWBCの1次ラウンドからスタート。中国相手に続々と三振を重ねる投手としての姿、オーストラリア戦で自身の顔が映った広告に直撃する特大アーチを放つ打者としての姿が存分に詰め込まれた。舞台を米マイアミに移し、メキシコ戦で味方ベンチを煽る姿に続き、最後はあの名場面だ。

　米国との決勝、9回からマウンドに上がるとエンゼルスの同僚スター、マイク・トラウトと対峙。最後は空振り三振を奪い、優勝だ。帽子とグラブを脱ぎ捨てて歓喜。大谷のWBC今大会の全てを収めた胸の熱くなる動画になっていた。

　動画を公開した米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターは「ショウヘイ・オオタニが2023年ワールド・ベースボール・クラシックでキラキラ輝いた。今大会の彼の最高の瞬間を振り返る」と2分43秒の動画を紹介。MVP表彰を受け、最後は日本代表のメンバーとともに記念写真に納まったシーンも盛り込まれている。

　名シーンの連続となった動画には米ファンからは「この映画の名前は何」「ショウヘイの世界」「好きにならざるを得ない」「ショウヘイ・オオタニはあまりにまぶしい」「間違いなく野球の神」といったコメントが集まった。

　また日本人ファンからも「何度見ても思い出してウルウルする」「今年公開のハリウッド映画ですか？」「これは感動のショートムービー」「編集がカッコ良すぎる！」「もはや映画の予告かと…！！」「永久保存版だな、これは」「こんなに自然に嫌味なくウインクできる日本人初めて見た」といった感動の声が寄せられている。