「ヌートバーを信じたのが日本の功績だ」 敗れた米国4番のスーパースターが称賛
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した日本代表に対し、敗れた米国のスーパースターが称賛の言葉を送った。米メディアが記事を掲載。ラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)に触れ、「ラーズのような選手を信じたのは日本と代表チームの功績だ」と語っている。
ヌートバーを招集した日本をアレナドが称賛
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した日本代表に対し、敗れた米国のスーパースターが称賛の言葉を送った。米メディアが記事を掲載。ラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)に触れ、「ラーズのような選手を信じたのは日本と代表チームの功績だ」と語っている。
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ヌートバーについて報じたのは、米ミズーリ州紙「セントルイス・ポストディスパッチ」。9歳で日本代表に憧れを持っていたことを伝え、「1年前の彼はカージナルスのレギュラーではなく、1か月で3Aのメンフィスに降格した。自分のスイングを追い求める立場から、歴史をつくる日本チームに必要とされる存在になったのだ」と紹介し、こう続けた。
「米国代表の中堅にはトラウト、左にベッツがおり、ともにスタメンのトップで、年俸の高い野手23人のうち5人がいた。彼の2022年シーズン後半の打球速度や四球率がどれほどであっても、ヌートバーはそこには割って入れなかった。しかし、彼は日本からの招集を受けたのだ」
さらに米国代表のノーラン・アレナド内野手のコメントを掲載した。カージナルスではヌートバーと同僚。昨季、10年連続でゴールドグラブ賞を受賞した名手は、日本戦も「4番・三塁」で3打数1安打だった。「ラーズのような選手を信じたのは日本と代表チームの功績だ」「彼は本当にいい選手だ。それを証明した。僕は2017年のWBCでより上のプレーヤーになった」と自身の経歴を引き合いに称賛している。
大会を終えたヌートバーは、カージナルスの春季キャンプに合流。記事では「彼と写真を撮ろうとするファンの列ができていた。彼の顔とペッパーミルがプリントされたTシャツを着ているファンもいた」とファンが急増したことも伝えている。
(THE ANSWER編集部)