WBC決勝

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は21日（日本時間22日）、米マイアミのローンデポ・パークで決勝が行われ、日本が前回王者・米国を3-2で下し、2009年第2回大会以来14年ぶり3度目の優勝。悲願の世界一奪還を果たした。敗れた米国の地元メディアもこぞって称賛。日本の優勝を称えた。

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　米スポーツ専門局「ESPN」は「ショウヘイ・オオタニがマイク・トラウトから三振で最後のアウトを奪い、日本がWBCで優勝」の見出しで報道し、9回2死で実現した大谷翔平VSトラウトの日米スター対決をクローズアップ。「夢の対戦が実現した」と評した上で「物語のような結末を迎えた緊張感に満ちた試合で、3万6058人が駆けつけたローンデポ・パークで米国に3-2で勝利し、完璧なWBCに花を添えた」で激闘を称賛した。

　米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は「ショウヘイ・オオタニが抑えを務めた日本が米国を抑えてWBC3度目の優勝」と見出しを打ち、「多くの注目を浴びるのはオオタニとダルビッシュ、もしくは、ムラカミとオカモトの本塁打だろうが、日本の勝利の大部分は強い投手力によって支えられた」と投手力を称賛。米紙「ニューヨーク・タイムズ」は「スリル満点な大会はショウヘイ・オオタニと日本が3度目の優勝を飾って幕を閉じた」と報じた。