東京Dで発見したものとは

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は日本の決勝進出で列島が大盛り上がり。1次ラウンドから様々な名場面が生まれたが、話題を多く提供したのが初出場のチェコ代表だった。爽やかなプレーぶりで注目を集めたが、一緒に来日した家族は“東京Dあるある”に驚いたようだ。動画付きで「一番のお気に入り」とつづっている。

【注目】応援のプロが楽しみにする『チアスタ！』での交流　チアリーダーHARUKAさんの想い

　人が雪崩れるように入ってきた。東京Dの出入り口。回転扉と隣のドアからファンがどっと入ってきた。後ろから吹く強風に押され、勢いを増している。転ばないように警備員もフォローしているようだ。東京Dではよく見られる“あるある”だった。

　動画をインスタグラムに公開したのは、チェコ代表エリック・ソガード内野手の妻・ケイシーさん。文面に「エリックが超満員の東京Dでプレーするのはアメージングだった。でも、私の一番のお気に入りは出入口の強風だった」と“東京Dあるある”を発見した。海外フォロワーからは「こことホテルの強風にはタジタジよ」と共感。日本人と思われるアカウントからも英語で「日本に恋してくれてありがとう」と書き込まれた。

　ケイシーさんは大会後に家族で浅草観光をしたり、日本のトイレを称賛したりしていた。白米や天ぷら、うどんといった日本の定番も紹介。チームは1次ラウンドで敗退したが、ソガードを含め、懸命な戦いぶりが話題を集めていた。