日本の心遣いにWBC取材米カメラマンが感動 街角の横断歩道で見つけ「心動かされた」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は16日まで行われた東京プールで数々の熱戦が繰り広げられた。多くの海外メディアも来日したが、米国からやってきたカメラマンは、日本の横断歩道で見つけた心遣いある標示板に「心動かされる」と感動を明かした。
日本の道端で見つけた標示板とは
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は16日まで行われた東京プールで数々の熱戦が繰り広げられた。多くの海外メディアも来日したが、米国からやってきたカメラマンは、日本の横断歩道で見つけた心遣いある標示板に「心動かされる」と感動を明かした。
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道端で見つけたのは、電柱のようなものに設置された白いパネル。「目の不自由な方 専用」と記され、英語でも同じ説明が書かれている。視覚障害を持った利用者に音で青信号を知らせる「音響式信号機」のようで、標示板には杖を手にして横断歩道を渡る人の音符のイラストも描かれている。
米放送局「CNN」、米紙「ニューヨーク・タイムズ」などに写真を提供するカメラマンのジョシュア・メリン氏は、自身のインスタグラムのストーリー機能で実際の画像を公開。何気ない景色に注目した理由をこのように説明した。
「日本の、身体に障害のある人への利用のしやすさと心遣いには心動かされる。でも、それと同時に母国の状況に悲しくもなるね」
米国では見たことのない設備だったのか、メリン氏は母国と比較し複雑な思いを持った様子だった。
メリン氏は16日の準々決勝・日本―イタリア戦では、試合前の東京Dの盛り上がりをレポート。その後、「コロナ禍の最中、憧れ続けた」という横浜の「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」を訪れたことも報告し、等身大ガンダムの撮影を楽しんでいた。
(THE ANSWER編集部)