WBC準決勝・米国―キューバ戦

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の準決勝、米国―キューバ戦が19日（日本時間20日）、米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行われ、米国のトレイ・ターナー内野手（フィリーズ）が2回に放った本塁打で思わぬハプニングが起きた。打撃グローブが破れ、ベンチでそれを捨てたという。試合を中継しているMLBネットワークのレポーターが伝えた。

【注目】応援のプロが楽しみにする『チアスタ！』での交流　チアリーダーHARUKAさんの想い

　2-1と1点リードした2回2死、9番のターナーは2球目の甘く入ったストレートを見逃さず、豪快に振り抜いた。打球は左翼席へ一直線。18日（同19日）のベネズエラ戦では8回に逆転満塁弾に続く2戦連発となった。直後、驚きの事実をレポートしたのは、米MLB専門局の「MLBネットワーク」のレポーターのジョン・モロシ氏だ。

　ツイッターで「中継中にレポートした通り、トレイ・ターナーは彼の打撃グローブをベンチのゴミ箱に捨てた」と紹介。「猛烈なHRスイングでグラブの素材が破れたようだ。野球選手はゲンを担ぐものだと思っていたから、いまだに衝撃を受けている」。なんとあまりの振りの強さに打撃グローブが破れたといい、メジャーに精通している同氏も驚きを隠せない様子だ。