「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」準々決勝

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表は16日、準々決勝（東京ドーム）でイタリアと対戦。9-3で勝利し、5大会連続の4強入りを果たした。試合前の円陣で、チームに勢いをつけたのはラーズ・ヌートバー外野手。日本語も絶叫した姿が米メディアにも注目され、ツイッター上では「熱い！好き！」「こりゃファン増えるわ」などと称賛を集めていた。

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　ヌートバーが侍を盛り立てた。イタリア戦前、清水外野守備走塁コーチに「たっちゃん、お願いします」と促されて円陣の声出しへ。まずは英語で「あと3試合残ってます。今日の試合が僕たちをマイアミに連れていきます。かっこ良く自分のプレーをして、勝って、飛行機でパーティーしましょう」と語り、最後は日本語で「サァイコオーーー！！！」と絶叫。ナインを盛り立て、笑顔でハイタッチを交わしていた。

　遠くで見つめた栗山監督も笑顔だったこのシーン。日本のテレビ中継でも映ったが、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターも注目。実際の映像を公開し「ラーズ・ヌートバーが、またもや試合前の声出しを行った」と文面で伝えた。

　ツイッター上の日本人ファンからは「ヌートバー！！熱い！好き！」「笑顔で見守る栗山監督すき」「たっちゃんの陽キャぶりがたまらん」「そのパーティー私も参加したいわ」「こりゃファン増えるわ」などとコメントが集まっていた。

　侍ジャパンでの愛称は、ミドルネームが「タツジ」であることから「たっちゃん」。1次ラウンドでも声出しを担当してチームを盛り上げていたが、もはや日本代表に欠かせない存在となっている。