[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

「韓国野球の現実だ」 WBC1次R敗退に厳しい考察、韓国メディア「ベテランに依存しすぎ」

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の東京プールは、16日に準々決勝を終えた。韓国は1次ラウンド(R)・プールBを2勝2敗の3位で姿を消し、3大会連続の1次R敗退。母国メディアは「韓国野球の全盛期を振り返るべきだ」と厳しい考察記事を掲載した。

3大会連続の1次R敗退となった韓国代表【写真:Getty Images】
3大会連続の1次R敗退となった韓国代表【写真:Getty Images】

韓国敗退に母国メディアが考察

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の東京プールは、16日に準々決勝を終えた。韓国は1次ラウンド(R)・プールBを2勝2敗の3位で姿を消し、3大会連続の1次R敗退。母国メディアは「韓国野球の全盛期を振り返るべきだ」と厳しい考察記事を掲載した。

【注目】応援のプロが楽しみにする『チアスタ!』での交流 チアリーダーHARUKAさんの想い

 韓国ニュースサイト「dailian」は「キム・グァンヒョン、キム・ヒョンスが去った代表チーム、世代交代のポイントは?」の見出しで記事を掲載。「10年以上、野球代表チームを率いてきた黄金世代が別れを告げた」とつづり、こう続けた。

「代表チームは今大会ベスト4入りを目標に野心的に出場の意を表したが、1次R敗退という衝撃的な結果だった。特に、3回連続1次R脱落という成績に、韓国野球に全体的な刷新が求められている状況だ。代表チームの不振の原因について多くの分析が錯綜している中、代表的な部分は、まさに選手たちの世代交代だ」

 記事では今回の代表チームがキム・グァンヒョン、ヤン・ヒョンジョン、キム・ヒョンス、ヤン・ウィジ、イ・ヨンチャンなど、30代半ばの選手が中心だったことを紹介。「もちろん、どのチームも新旧調和を成すために、ベテランの存在は必要不可欠だ」と認めつつ、イ・ガンチョル監督率いるチームについてこう指摘した。

「しかし、イ・ガンチョル号は『いつまでキム・グァンヒョン、ヤン・ヒョンジョンを使うんだ?』というチュ・シンスの言葉の通り、ベテランへの依存度が高すぎた。韓国野球の全盛期が始まった2000年代後半の時期を振り返る必要がある。2006年、第1回WBCでベスト4の神話を成し遂げた韓国代表チームは、2008年北京五輪に加え、翌年開かれた第2回WBCを迎えた。

 この時、代表チームは90年代後半から10年間チームを率いてきたイ・ジョンボム、ク・デソン、パク・チャンホ、ソン・ミンハン、チン・ガプヨンらが退き、全盛期であったイ・スンヨプ、イ・デホ、オ・スンファン、チョン・グンウなどが中心メンバーになった。そして20代前半から頭角を現したリュ・ヒョンジン、キム・グァンヒョン、ユン・ソクミン、キム・ヒョンスらがニューフェイスとして登場した時期でもある」

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集