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「670億円級のオオタニが出てるのに…」 WBC米国メンバーに米記者が嘆き「投手が…」

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、台湾、東京で行われたプールA、Bの1次リーグの戦いが終わり、4戦全勝の日本代表はイタリアとの対戦となる準々決勝進出を決めた。一方、米国で行われているプールC、Dは熱戦を展開中。前回大会優勝の米国に注目が集まる中、地元の米記者からは「米国の最高の投手たちが出場していたら……」といった声が上がっている。

WBC米国メンバーに米記者が嘆き【写真:Getty Images】
WBC米国メンバーに米記者が嘆き【写真:Getty Images】

トラウトら豪華野手陣が顔を揃える米国代表

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、台湾、東京で行われたプールA、Bの1次リーグの戦いが終わり、4戦全勝の日本代表はイタリアとの対戦となる準々決勝進出を決めた。一方、米国で行われているプールC、Dは熱戦を展開中。前回大会優勝の米国に注目が集まる中、地元の米記者からは「米国の最高の投手たちが出場していたら……」といった声が上がっている。

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 今回のWBCは大谷翔平投手(エンゼルス)やダルビッシュ有投手(パドレス)らMLB組が日本代表の一員として出場。プエルトリコやドミニカ共和国も多数のMLB組が名を連ね、各国の本気度が伝わってくるメンバー構成となっている。

 前回大会で初優勝を飾った米国も、MVPを3度獲得し、エンゼルスで大谷と同僚のマイク・トラウト外野手や昨季ナ・リーグMVPのポール・ゴールドシュミット内野手(カージナルス)など強力メンバーで参戦。しかし、米スポーツベッティングサイト「ドラフトキングス」などで活動するジャレッド・カラビス記者は自身のツイッターに「米国の最高の投手たちがWBCへの出場を決断していたらなぁと思う」と複雑な思いをつづっている。

 カラビス記者は「彼らが所属する球団のために力を残しておきたいのは理解している」と前置きしながらも「個人的な思いを言わせてもらえば、もっと多くの投手が『えい、やっちゃえ』といった感じで出場してくれたら。ショウヘイ・オオタニは5億ドル(約670億円)級の契約が出来る可能性がありながらも出場しているのに」と大谷が日本代表として出場していることに触れ、米国代表の投手陣について言及している。

 今回、米国代表の投手ではサイ・ヤング賞3度のクレイトン・カーショー(ドジャース)が出場を表明していたが、直前で辞退。昨季ア・リーグでサイ・ヤング賞を獲得したジャスティン・バーランダー(メッツ)など各チームのエース級投手も出場を見送っている。

(THE ANSWER編集部)

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