「米国代表の怒りのパフォーマンスだ」 衝撃の9得点を演出したトラウト1号に米記者驚愕
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は13日(日本時間14日)、プールCの米国―カナダ戦が行われ、超強力打線を擁する米国が初回に打者12人の猛攻を演じ、5安打9得点を記録した。鮮烈なインパクトを残したのはマイク・トラウト外野手の特大3ラン。前日、メキシコに敗れた鬱憤を晴らす“銀河系打線”爆発に、米記者は「これは米国代表の怒りのパフォーマンスだ」と驚愕した。
プールC・米国―カナダ
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は13日(日本時間14日)、プールCの米国―カナダ戦が行われ、超強力打線を擁する米国が初回に打者12人の猛攻を演じ、5安打9得点を記録した。鮮烈なインパクトを残したのはマイク・トラウト外野手の特大3ラン。前日、メキシコに敗れた鬱憤を晴らす“銀河系打線”爆発に、米記者は「これは米国代表の怒りのパフォーマンスだ」と驚愕した。
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ついに米国打線が本領発揮した。6点を挙げた初回、トラウトに回ってきた2度目の打席。2番手の右腕フレールの初球、低めのツーシームを拾い上げると、センター左の客席最前列に着弾。早くもスコアボードに「9」が灯り、今大会1号球場を熱狂の渦に巻き込んだ。
無死満塁から4番アレナドの二塁打で2点を先制すると、タッカーが犠飛、リアルミュートがタイムリー、マリンズの三塁打とビッグネームが次々加勢し、生まれた極め付きがトラウトの3ラン。前日はメキシコに敗れており、米フロリダ州地元局「WCJB-TV」のレポーターのイーサン・バドウスキ氏は「これは米国代表の怒りのパフォーマンスだ。彼らは目覚めた! 米国代表ユニホームを纏ったトラウトの本塁打を見るのは美しいね」と自身のツイッターで驚愕した。
「MLBネットワーク」のレポーターのジョン・モロシ氏も自身のツイッターで「9-0。序盤ブラットが制球に苦戦する中、米国代表が規律を見せた。その後、ターナーとマリンズのスピードが追加点を生み出した。そしてトラウト。キャプテン・アメリカだ。これぞ、我々が期待していた米国打線だ」と惚れ惚れ。2回にも3点を加えた米国は早くも難敵カナダを圧倒し、圧勝ムードを漂わせている。
(THE ANSWER編集部)