日本で「流行を生み出す」 ヌートバーに熱狂する客席に米識者仰天「彼は日本の象徴」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表のラーズ・ヌートバー外野手は、1次ラウンド全4試合に出場し、14打数6安打、打率.429、打点3と活躍した。客席の日本人ファンも新たな観戦方法で熱狂。米メディアは盛り上がる様子の動画を公開した。米識者も「ペッパーミルとヌートバーは日本の象徴になっています」と伝えた。
「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」1次ラウンド
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表のラーズ・ヌートバー外野手は、1次ラウンド全4試合に出場し、14打数6安打、打率.429、打点3と活躍した。客席の日本人ファンも新たな観戦方法で熱狂。米メディアは盛り上がる様子の動画を公開した。米識者も「ペッパーミルとヌートバーは日本の象徴になっています」と伝えた。
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ヌートバーに日本人ファンが影響された。客席のいたるところで見られたのは、胡椒ひきだった。選手が活躍すれば、ファンは手首をぐりぐりと捻って大興奮。来日後、大谷翔平らチーム内でも浸透した「ペッパーミル」のパフォーマンスだ。ヌートバーがメジャーでもやっていたもの。走攻守にわたる大活躍で新たな観戦スタイルが生まれた。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターは、客席の動画を公開。同局のアナリスト、ベン・バーランダー氏は自身のポッドキャスト番組「フリッピンバッツ・ポッドキャスト」の中で「ペッパーミルとラーズ・ヌートバーは日本で象徴になっています。試合を見ていると、数えきれないほどのペッパーミルがあることに気付きました」と驚きを明かし、こう続けている。
「だから私はツイートしたんです。『ワオ、ヌートバーのおかげで、何千というペッパーミルがスタジアムの中にある』って。そしたら誰かが日本語で返信してくれたんです。『いやいや、何千じゃなくて何万だ。スタンドにいたけどみんな持っていたよ』って。
3フィート(約91.4センチ)ものペッパーミルを持っている人もいた。写真付きで、もうペッパーミルを手に入れることはできないよ、日本のどこでも売り切れているから、って教えてくれる人もいた。レディース&ジェントルマン、ラーズ・ヌートバー。スーパースター、象徴、流行を生み出す者」
大盛り上がりした日本のスタンド。米国から注目し、称賛した識者もいたようだ。日本は16日の準々決勝でイタリアと対戦する。
(THE ANSWER編集部)