大谷翔平「子供の頃から夢見ていた」WBC1号に感激 自分の看板直撃弾は「久々に良い打球、良い景色」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表・侍ジャパンは12日、東京ドームで行われた1次ラウンド・プールBの第4戦でオーストラリアを7-1で下し、4戦全勝のグループ1位で16日の準々決勝進出を決めた。「3番・DH」で出場した大谷翔平投手(エンゼルス)は初回にWBC1号となる衝撃の3ラン。右翼席最上部にある自らのスポンサー「セールスフォース」の看板に直撃させる特大弾を放つなど、2打数1安打4打点と牽引した。
「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」1次ラウンド
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表・侍ジャパンは12日、東京ドームで行われた1次ラウンド・プールBの第4戦でオーストラリアを7-1で下し、4戦全勝のグループ1位で16日の準々決勝進出を決めた。「3番・DH」で出場した大谷翔平投手(エンゼルス)は初回にWBC1号となる衝撃の3ラン。右翼席最上部にある自らのスポンサー「セールスフォース」の看板に直撃させる特大弾を放つなど、2打数1安打4打点と牽引した。
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日本中のお茶の間が度肝を抜かれた。0-0で迎えた初回無死一、二塁、大谷は左腕シェリフが投じた真ん中のカーブをかっ飛ばした。すると、フォロースルーの体勢のまま、しばらく停止。ゆっくりと打球を見送った。そして、右中間席の奥に設けられた看板に直撃。しかも自身の顔が大きく映し出された「セールスフォース」にぶち当てた。WBC4試合16打席目で生まれた初本塁打に、満員の東京ドームは総立ちとなった。
大谷に触発されたように侍打線が爆発し、オーストラリアを圧倒。大谷自身も第3打席で押し出し四球を選び、1次ラウンド4試合で12打数6安打の打率.500、1本塁打、8打点とした。試合後のヒーローインタビューに立ち、喜びの胸中を明かした。
「貴重な先制点だったので、良いホームランだった。いきなりチャンスできたので、まずはつなげること。いい角度で上がってくれたので、入ってくれと思って見ていました」と振り返った大谷。しばらく打球を見つめ“確信止まり”をしたことについては「引っ張った打球はあまり上がっていなかった。久々に良い打球を打てて、良い景色だったと思います」と明かした。
ようやく飛び出したWBC1号には「子供の頃からずっと夢見ていたし、早く打ちたいと思っていた。次の試合も一本打てるように頑張りたい」と語った大谷。今大会盛り上がりを煽っている球場の歓声については「まあまあでした。ははは」といたずらっぽく笑い、今後の意気込みを問われると「まだまだ気合い入れて優勝を目指して頑張るので応援お願いします」と世界一へ表情を引き締めた。
(THE ANSWER編集部)