WBCキューバ投手、不正投球疑いで審判入念チェック 米注目「変化球がよかったから…」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は12日、台湾・台中インターコンチネンタルでA組のキューバ―台湾戦が行われた。試合中、キューバの投手が審判から粘着物質チェックを受ける場面も。疑いの目が向けられたシーンに、米ファンは「めちゃくちゃ良かったから、彼ら(審判団)は信じられなかったのか」などと反応している。
WBCプールAの試合で
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は12日、台湾・台中インターコンチネンタルでA組のキューバ―台湾戦が行われた。試合中、キューバの投手が審判から粘着物質チェックを受ける場面も。疑いの目が向けられたシーンに、米ファンは「めちゃくちゃ良かったから、彼ら(審判団)は信じられなかったのか」などと反応している。
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3回が始まる前、好投していたキューバ先発のエリアン・レイバ投手のもとに、審判団が歩み寄った。グラブを実際にはめるなど入念に確認している。どうやら粘着物質チェックをしているようだ。レイバは両手を広げるなど不満げ。審判はグラブに続いて右手、右の臀部もチェック。最後は帽子も脱がせ、問題ないことを確認するとその場から離れた。
無事続投となったレイバだが、1死後に右手に異変を感じたのか降板。2回1/3を1安打無失点だった。不正投球を疑われた実際の映像を米スポーツ専門局「FOXスポーツ」MLB専門ツイッターが公開。「キューバのエリアン・レイバ投手が細かい粘着物質チェックを受ける」と紹介した。
また米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」公式ツイッターも同様の映像に注目。米ファンからは「すべてチェックして大丈夫だと判断したのか……」「そして“怪我”で交代か」「おっと」「スプリットが滅茶苦茶良かったから、彼ら(審判団)は信じられなかったのか」などとコメントが集まっていた。
試合は7-1でキューバが勝利。2連敗スタートだったが、2連勝で取り返した。A組は全5チームが2勝2敗となる大混戦。その中で、キューバは失点率が最も低かったため組1位での準々決勝進出が決まった。
(THE ANSWER編集部)