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豪州監督「敗因は大谷の500フィート級HR」と脱帽 日本は「本当に世界一だ、勝つチャンスなし」

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は12日、1次ラウンド・プールBの第4戦(東京D)でオーストラリアに7-1で勝利。4戦全勝の1位で準々決勝進出を決めた。「3番・DH」で出場した大谷翔平投手は第1打席で、自分の顔が映し出された看板に直撃する特大3ラン。オーストラリア代表のデービッド・ニルソン監督は「敗因は、大谷の500フィート級(約152メートル)のホームラン」と脱帽していた。

先制3ランを放ち、祝福される侍ジャパンの大谷翔平【写真:Getty Images】
先制3ランを放ち、祝福される侍ジャパンの大谷翔平【写真:Getty Images】

「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」1次ラウンド

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は12日、1次ラウンド・プールBの第4戦(東京D)でオーストラリアに7-1で勝利。4戦全勝の1位で準々決勝進出を決めた。「3番・DH」で出場した大谷翔平投手は第1打席で、自分の顔が映し出された看板に直撃する特大3ラン。オーストラリア代表のデービッド・ニルソン監督は「敗因は、大谷の500フィート級(約152メートル)のホームラン」と脱帽していた。

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 誰もが度肝を抜かれた。0-0の初回無死一、二塁の第1打席。大谷は左腕シェリフが投じた2球目のカーブを強振した。打球は凄まじい勢いで右中間へ。打球は客席後方に設置された、自身の顔が大きく映った「セールスフォース」の看板に直撃した。シェリフはガックリ。しばらく動かずに打球を見つめていた大谷は、着弾を見届けると貫禄十分にダイヤモンドを一周した。

 オーストラリアの指揮官は、日本のプロ野球・中日でも「ディンゴ」の登録名でプレーしたニルソン監督。試合後、取材に対して「敗因は、大谷の500フィート級のホームラン。日本に対して序盤からリードされると苦しい」とお手上げだった。

 オーストラリアは2連勝で日本戦を迎えたものの完敗。「侍ジャパンは本当に世界一だ。強力な打線、投手力、守備も素晴らしい。われわれは本当にうまく戦っても、勝つチャンスはなかった」とニルソン監督は走攻守に完敗を認めていた。現役時代、アテネ五輪で日本を2度倒して銀メダルを獲得。コーチとしても日本と強化試合で戦ってきたが「日本はここ十数年で、大谷選手、村上選手を筆頭に力強くなった。スキルレベルも上がったと思う」と語った。

(THE ANSWER編集部)


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