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打者を激怒させた走塁ミス 韓国に続くパナマの拙攻に米同情「俺でも苛立つ」「酷い」

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が10日、プールA(台湾・台中インターコンチネンタル)のパナマはキューバに4-13で大敗した。パナマは2点リードの2回1死一、三塁、犠牲フライのチャンスで三塁走者が大チョンボ。打者が激怒した拙攻の動画を、米スポーツ専門局が公開すると、海外ファンからも「言い訳はできない」「今大会は酷い走塁がかなり多い」といったコメントが集まっている。

パナマのジョナタン・アラウス【写真:Getty Images】
パナマのジョナタン・アラウス【写真:Getty Images】

プールAキューバ対パナマの序盤に見られたプレーとは

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が10日、プールA(台湾・台中インターコンチネンタル)のパナマはキューバに4-13で大敗した。パナマは2点リードの2回1死一、三塁、犠牲フライのチャンスで三塁走者が大チョンボ。打者が激怒した拙攻の動画を、米スポーツ専門局が公開すると、海外ファンからも「言い訳はできない」「今大会は酷い走塁がかなり多い」といったコメントが集まっている。

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 怒りは収まらなかった。4-2の2回1死一、三塁。パナマの2番ジョナタン・アラウスは中堅へ飛球を放った。犠飛には十分な当たり。しかし、三塁走者のジャディエル・サンタマリアは帰塁するどころか、本塁に向かってゆっくり走り出した。三塁コーチの指示もあって慌てて帰塁。2死と勘違いしたのだろうか。タッチアップには間に合わず、追加点のチャンスを逃した。

 これを見た打者のアラウスは、両手の人差し指を頭に当てるポーズをとり、怒りを露わにした。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターは動画を公開。「1死での飛球でランナーがタッチアップしなかった後、パナマのジョナタン・アラウスは明らかに苛立っていた」と文言を添えた。これにはFOXスポーツのアナリスト、ベン・バーランダー氏も反応。「ワオ。それは当然だ。彼は早歩きで生還できた」とアラウスに同情した。

 今大会はプールBの韓国でも9日のオーストラリア戦で、二塁打を放った打者が喜びすぎ、ベースから離れた瞬間にタッチアウト。それだけに、米ファンから「今大会は酷い走塁がかなり多い」と指摘されたほか、「正直言って、十分な飛距離だった」「俺でも苛立つ。言い訳はできない」と厳しいコメントが寄せられた。結局、パナマは次の打者も倒れて、この回無得点だった。

(THE ANSWER編集部)

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