「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」1次ラウンド

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は10日、日本と同じプールB（東京D）のチェコは中国を8-5で下し、初出場の初戦で大会初勝利を飾った。指名打者の6番・M.ムジクが9回に左越え逆転3ラン。スタンドはお祭り騒ぎだった。

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　起死回生の花火を打ち上げた。4-5の9回1死二、三塁。チェコの6番打者・ムジクはフルスイングだ。左翼へ引っ張った打球はポール際へ。飛距離十分の打球は左翼席へ飛んでいった。ベンチからナインが飛び出し、スタンドのチェコ応援団は涙を流す人も。土壇場で逆転に成功した。

　チェコは初回に2点を先制。4-1の7回に4失点で逆転を許した。それでも、粘りを見せ、WBC初勝利を劇的逆転勝ち。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターは、起死回生の3ラン動画を公開している。飛距離は350フィート（約106.7メートル）だった。

　中国は9日の初戦で日本に敗戦。チェコはこの日が初陣だった。