「大谷翔平ら強敵にひるまず」 日本と善戦の中国メディアは批判なし「誇らしい!」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は9日、1次ラウンド初戦(東京D)で中国に8-1で勝利した。結果的に大差がついたが、中盤まで2点差の展開。敗れた中国のメディアは「負けてなお誇らし」「強大な日本に冷や汗をかかせることができた」などと健闘を称えている。
「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」1次ラウンド
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は9日、1次ラウンド初戦(東京D)で中国に8-1で勝利した。結果的に大差がついたが、中盤まで2点差の展開。敗れた中国のメディアは「負けてなお誇らし」「強大な日本に冷や汗をかかせることができた」などと健闘を称えている。
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中国は立ち上がりから先発左腕のワンシャンが乱調。初回に押し出し四球で先制点を許した。4回には大谷翔平に左翼フェンス直撃の2点二塁打を浴びてリードを広げられたが、6回にリャン・ペイが日本の2番手・戸郷翔征からソロ本塁打。2点差に詰め寄るなど、見せ場もつくった。
終盤に日本が得点を重ね、結果的には7点差で敗戦となったが、中国メディア「懂球帝」は「負けてなお誇らし! WBCで中国、1-8で日本に敗れる リャン・ペイがホームラン」との見出しで中国代表の善戦を伝えた。記事では中国代表の健闘に触れている。
「3月9日、中国チームは今回のWBCの初戦を迎えた。対戦相手は大谷翔平を筆頭に好選手が集まる日本チーム。この強敵に対峙して、中国チームはひるまず、果敢に挑む姿勢を存分に発揮し、何度もファインプレーを見せたうえ、ホームランまで放った。試合では最終的に1-8で日本に敗れた」
その上で「最終的に試合に負けたが、今回の試合、とりわけ7回まで、中国は頑強な戦闘力を発揮して、強大な日本にいったんは冷や汗をかかせることができた」と敗戦を批判することなく、好意的に報じている。
(THE ANSWER編集部)