WBC開幕戦でいきなり珍事 “達川級”演技のオランダ打者に笑撃「かすりもしてない」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が8日、プールAのキューバ対オランダ(台湾・台中インターコンチネンタル)で開幕し、いきなり珍プレーが発生した。オランダのザンダー・ボガーツ内野手が、内角球に死球をアピール。一塁まで歩いたが、リプレー検証でボールに覆った。全く当たっていない証拠動画を米メディアが公開すると、日本人ファンから「全然当たってない」と注目を集めた。
WBCが開幕
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が8日、プールAのキューバ対オランダ(台湾・台中インターコンチネンタル)で開幕し、いきなり珍プレーが発生した。オランダのザンダー・ボガーツ内野手が、内角球に死球をアピール。一塁まで歩いたが、リプレー検証でボールに覆った。全く当たっていない証拠動画を米メディアが公開すると、日本人ファンから「全然当たってない」と注目を集めた。
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かすってもいなかった。0-1の3回1死一塁。右打者ボガーツは、内角スライダーに左肘を引いた。当然のように歩き出し、球審も死球をコール。ボガーツはバットをベンチ方向へ投げ、一塁へ向かった。しかし、リプレーでは全く当たっていない。数センチの差があるようで、判定は覆った。
動画を公開したのは、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッター。「ボガーツ、いいトライだったぞ」とつづると、海外ファンから「なんて酷い球審だ(笑)」「WBCの審判も見えてないのが分かってよかったよ」と反応した。日本人ファンも「カスリもしてなくて草」「詐欺ボガーツ」「全然当たってなくてわろた」と笑撃を受けていた。
日本では、元広島の達川光男氏が死球を猛アピールする“演技”が珍プレーとしてお馴染み。達川級のシーンに対し、米実況席も「これは当たっていませんね」「判定が覆りました」「疑問の余地はありません」と呆れ気味だった。
レッドソックスで10年間プレーするボガーツは、昨季150試合で打率.307、15本塁打、73打点。この打席は二ゴロに倒れたが、直後に味方が同点に追いついた。
(THE ANSWER編集部)