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大谷翔平コメントに台湾大手紙が仰天 時差ボケ残る2HR「コンディション100%では…」

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は6日、京セラドームで阪神との強化試合に臨み、8-1で勝利した。エンゼルスの大谷翔平投手は「3番・DH」で1974日ぶりに国内試合に出場。衝撃の2本塁打で6打点の大活躍を見せた。台湾の大手紙も衝撃を伝え、特に大谷が試合中に残したコメントにも注目していた。

3ランを放った日本代表・大谷翔平【写真:Getty Images】
3ランを放った日本代表・大谷翔平【写真:Getty Images】

阪神との強化試合で2本塁打

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は6日、京セラドームで阪神との強化試合に臨み、8-1で勝利した。エンゼルスの大谷翔平投手は「3番・DH」で1974日ぶりに国内試合に出場。衝撃の2本塁打で6打点の大活躍を見せた。台湾の大手紙も衝撃を伝え、特に大谷が試合中に残したコメントにも注目していた。

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 大谷は3回2死一、二塁の第2打席、阪神先発の才木が投じた低めのフォークに泳がされながら、中越えに3ラン。最後は片膝をついて、片腕ですくい上げるような形でもかっ飛ばした。続く5回の第3打席でも圧巻のパワーを発揮。左腕・富田の高め速球に詰まりながら、またも中越えに3ランを放った。

 日本のほか米国、韓国などでも驚きを持って報じられていたが、1次ラウンドで日本とは別のA組に入っている台湾メディアもこの活躍を伝えた。大手紙「自由時報」は「WBC 超低めの変化球を跪いて一撃。大谷翔平が初出場の強化試合で炸裂」との見出しで記事を掲載。1本目について「135キロのフォークを、すくいあげるように打ってバックスクリーンまで運び、驚愕の3ランホームランを叩き出した」と描写した。

 さらに同紙は、大谷が試合中に残したコメントにも注目した。まだ時差ボケが残っており、体調が100%ではないといった旨の内容だったが、「『コンディションはまだ100%にはなっていない』ながらも大谷、2ホーマーで6打点!」との見出しを付け「大谷が今日、初めてWBCの侍ジャパン打線に参入し、第2打席、第3打席でいずれも3ランを叩き出し、6点をもぎ取った。自分のコンディションについて『まだ100%ではない』と言いながら」と記していた。

 また地元紙「聯合報」は「大谷、跪いての一発では足りず、2ホーマー6打点で、松坂、古田もびっくり」との見出しを打ち、テレビ朝日の中継で解説していた松坂大輔氏、古田敦也氏も驚いたことを伝えた。

 記事では大谷へ、ファンが日本ハム時代の応援歌を歌ったこと、1本目は「無理やり」センターに運んだことなどを伝え、「メディアも、大谷が打たなければボールになっていたフォークを、左ひざをつきながら無理やりホームランにするとは思いもしなかったと指摘していた」と報じていた。

(THE ANSWER編集部)


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