「韓国であんな打球見たことあるか?」 大谷翔平に韓国の剛腕レジェンドもただ仰天
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は6日、京セラドームで阪神との強化試合に臨み、8-1で勝利した。エンゼルスの大谷翔平投手は「3番・DH」で1974日ぶりに国内試合に出場。衝撃の2本塁打で6打点の大活躍を見せた。練習を見ていた1次ラウンド同組のライバル・韓国の元剛腕も「韓国であんな打球を見たことあるか?」と驚きを隠せず。大谷の実力に脱帽した様子を韓国メディアが報じている。
6日の阪神戦で衝撃の2本塁打
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は6日、京セラドームで阪神との強化試合に臨み、8-1で勝利した。エンゼルスの大谷翔平投手は「3番・DH」で1974日ぶりに国内試合に出場。衝撃の2本塁打で6打点の大活躍を見せた。練習を見ていた1次ラウンド同組のライバル・韓国の元剛腕も「韓国であんな打球を見たことあるか?」と驚きを隠せず。大谷の実力に脱帽した様子を韓国メディアが報じている。
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衝撃的な2発の前から予感はしていた。試合前、大谷の打撃練習に驚いたのは剛速球で“コリアン・エクスプレス”の異名を持ち、MLB通算124勝を誇る韓国のパク・チャンホ氏だった。韓国メディア「SPOTV NEWS」によると、大谷が柵越えを連発する姿を見て、取材陣に「韓国であんな打球を見たことがあるか?」と問いかけたという。
「あんな打球を見せられるのは、イ・スンヨプ(現斗山ベアーズ監督)とシム・ジョンスくらいではないだろうか」と自ら答えたが、同メディアは「大谷のような打者を、過去ではなく現在と未来から探してほしいという気持ちがうかがえるようだった」とその様子を記している。イ・スンヨプは韓国代表の4番として長らく君臨した強打者。KBO通算467本塁打は歴代1位で、ロッテ、巨人など日本のプロ野球でも活躍したことで知られる。
さらに同メディアは「『朝鮮の4番打者』と呼ばれたイ・デホのような巨体ではないが、力を入れて打球を塀越しに送る能力に長けていた」と称したうえで「パク・チャンホは大谷が描いたホームランアーチを眺めながら、1990年代後半から2010年代まで韓国で大谷に劣らない実力と人気を享受したイ・スンヨプの思い出にしばらく浸っているようだった」と伝えている。
韓国にとって大きな壁となる大谷。「今回のWBCで敵として会う日本選手だが、パク・チャンホは、認めざるを得ない実力に頷くしかなかった」とした上で「ただ、韓国にも大谷のようにファンを興奮させることができる、イ・スンヨプのような存在がもう一度登場することを期待した」と締めている。
(THE ANSWER編集部)