誘惑だらけのラーメン店勤務で…ビキニ涙の総合V 摂食障害も克服、手にした自慢のくびれボディ
今月、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールで開催されたボディコンテストのサマースタイルアワード。東京予選のBIKINI MODEL shortでは水谷葉南が優勝。オーバーオール(総合)審査でもチャンピオンに輝いた。普段はラーメン店で勤務。誘惑に打ち勝って最高の結果を残した。

各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#88 水谷葉南」
今月、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールで開催されたボディコンテストのサマースタイルアワード。東京予選のBIKINI MODEL shortでは水谷葉南が優勝。オーバーオール(総合)審査でもチャンピオンに輝いた。普段はラーメン店で勤務。誘惑に打ち勝って最高の結果を残した。
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――オーバーオールでも優勝しました。
「自分として納得いかない部分があったので、優勝できると思っていなかったけれど、今までのトレーニングがこの結果を生んだのかなと思います。関わってくれたトレーナーの方、相談に乗ってくれた方に感謝しています」
――納得いかなかったのはポージング。
「本番失敗しちゃって、絶対ダメだと思ってステージ裏で涙してたんですけど(笑)。そのミスも上回ることができるコンディションだったのかなと。自分でも状態はいいと思っていたので」
――2年前からトレーニングを開始。きっかけは。
「前の職場で精神的に病んでしまって。休職していた時期があって、心身を鍛えようと思ってジムに行き始めて、そこからハマりました。結果に残るものを残したいと思って、コンテスト出場を目指してきました」
――普段はラーメン店で働きながら、体を磨き上げました。
「体力仕事だし、ラーメンを作っている環境なので、もちろん誘惑は多いです。お客さんに出すことで喜びを感じて、自分が見て満足する意識でいます」
――褒められる部位は。
「くびれとか、アウトラインが強みだと思っています。さらに生かすために下半身、背中の強化を自分なりにしています」
――ボディメイクをやっていて、よかったことは。
「物心ついたころから自分の体にコンプレックスがありました。痩せたい、痩せたい……みたいな思考。他人から見て太っていなくても『自分の中では』というのがあった。学生時代には摂食障害になったりだとか。それを克服でき、自分のことを好きになれるきっかけになった。アイデンティティができたというか、ボディコンテストに出ていることを自信を持って言えるようになり、うれしいです」
――目標を教えてください。
「もっと筋量の多いカテゴリーに挑戦したい。サマスタだったらBETTYで、ほかの団体も視野に入れつつ。お尻の筋肉が欲しいなと、いろんな選手を見て思いました。理想の自分になれるように努力していければ」
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