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29歳・看護師がレギンス女王に 夜勤苦にせず週5トレ、夢中になる理由とは「神経通ったなと…」

今月、株式会社THINKフィットネスの運営するゴールドジム主催のボディコンテスト「マッスルゲート湘南大会」が神奈川・茅ヶ崎市民文化会館で開催された。看護師として働く29歳・都築博夏が「ウーマンズレギンス158cm以下級」で優勝した。夜勤前後の合間を縫ってトレーニングに励んだ日々。栄冠を手にすると、目には涙を浮かべて思いを口にした。

「ウーマンズレギンス158cm以下級」で優勝した都築博夏【写真:徳原隆元】
「ウーマンズレギンス158cm以下級」で優勝した都築博夏【写真:徳原隆元】

各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#82 都築博夏」

 今月、株式会社THINKフィットネスの運営するゴールドジム主催のボディコンテスト「マッスルゲート湘南大会」が神奈川・茅ヶ崎市民文化会館で開催された。看護師として働く29歳・都築博夏が「ウーマンズレギンス158㎝以下級」で優勝した。夜勤前後の合間を縫ってトレーニングに励んだ日々。栄冠を手にすると、目には涙を浮かべて思いを口にした。

――優勝おめでとうございます。今の気持ちを教えてください。

「驚きました。まさか自分がという感じです」

――この大会に向けてどのくらい準備をされてきたのでしょうか。

「トレーニング自体を始めたのは3年前になります。大会を意識したのが去年。本気でやりだしたのは今年の2月くらいからです。週5回以上、トレーニングをしていました」

――目に涙が浮かんでいます。

「今まで支えてくれていた人たちが多すぎて。その人たちに恩を返せるのか、不安になっていたんですけど、まさか優勝できるなんて。トレーナーさんや家族、パーソナルジムでポージング練習をさせてくださった方たちがいて、もう感謝しかありません」

――トレーニングを始めたきっかけはなんですか。

「仕事終わりが暇だったからです」

――普段は看護師をされていると伺いました。トレーニングが活きていると感じることはありますか。

「気持ちの面でぶれなくなりました。体力もついて夜勤も全然平気です。患者さんを移動するのにも力がいるので」

――夜勤などがあると、生活リズムを整えることやトレーニングの時間を確保するのが難しいのでは。

「トレーニングを中心に生活をしているので(笑)。夜勤の前に午前中はトレーニング。夜勤を終わった後は一回寝て、またトレーニングとかしていました」

――そこまで夢中になるトレーニングの魅力はなんですか。

「重量が上がると楽しいんです。左が弱いのですが、体の左を意識してトレーニングをして『神経通ったな』と(笑)。そういうのは嬉しいです」

――得意な種目と扱う重量、セット回数を教えてください。

「デッドリフトです。80キロを6回、3セットで組んでいます」

――今後の目標は。
「次に出る大会でも良い結果を出したいです」

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