「吹奏楽×ボディビル」の新境地開拓を目指す22歳 やりたかったフリーポーズで2冠達成「自分の個性を出したい」
今月、株式会社THINKフィットネスの運営するゴールドジム主催のボディコンテスト「マッスルゲート湘南大会」が神奈川・茅ヶ崎市民文化会館で開催された。元吹奏楽部男子の冨岡志宇が鍛え上がった肉体を披露。「ボディビルジュニア(23歳以下)」「ボディビル一般65キロ以下級」で2冠、「ボディビル新人の部」で3位と好成績を収めた。筋力トレーニングはコロナ禍で見つけた新しい活路。教員を目指す22歳の花が開き始めた。

各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#78 冨岡志宇」
今月、株式会社THINKフィットネスの運営するゴールドジム主催のボディコンテスト「マッスルゲート湘南大会」が神奈川・茅ヶ崎市民文化会館で開催された。元吹奏楽部男子の冨岡志宇が鍛え上がった肉体を披露。「ボディビルジュニア(23歳以下)」「ボディビル一般65キロ以下級」で2冠、「ボディビル新人の部」で3位と好成績を収めた。筋力トレーニングはコロナ禍で見つけた新しい活路。教員を目指す22歳の花が開き始めた。
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――率直な気持ちは。
「嬉しいです。ただ僕が一番目指していたのは優勝じゃないんです。実はフリーポーズをすごくやりたかった。フリーポーズでは2019年度全日本吹奏楽コンクールで課題曲であった『あんたがたどこさ』という曲をやらせてもらいました。高校時代は吹奏楽部で『吹奏楽×ボディビル』ってなかなかないなと思って、メダルを取りたいというよりはフリーポーズをすごくやりたいという形。全部やった上で結果がついてきたことはとても嬉しいです」
――いつ頃から「吹奏楽×ボディビル」をやりたいと考えていましたか。
「去年です。すごい好きな選手がいて、椎名拓也さんという選手。ジュラシックカップに出場したのを拝見した。フリーポーズで人を魅了するという世界にのめり込んで、自分もやりたいと思った。その上で吹奏楽の曲という自分の個性を出したいということで、やらせてもらいました」
――吹奏楽部では何の演奏をしていましたか。
「サックスの中でも大きいバリトンサックスです。中学生の時までサッカーをしていて、楽譜も読めませんでした」
――「あんたがたどこさ」を選んだ理由は。
「前提として、自分が吹いたことがある曲。次に老若男女、日本人が誰でも知っている曲。知っている曲だけど、聞いたことがない、かっこいい吹奏楽の『あんたがたどこさ』。僕を応援していない人たちも、ワクワクさせるようなものを見せたい。お客さんや審査員に少しでも記憶に残るようなことをしたくて、この曲を選ばせていただきました」
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