高さある“美ヒップ”で観客魅了 幼稚園教諭から転身、V2女王が「なんじゃこの体」から究極ボディを手にするまで
9日、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールで開催されたボディコンテストのサマースタイルアワード「JAPAN PRO CHAMPIONSHIP」。PRO Betty部門では、駒井亜紀が2連覇を達成。観客を魅了し「率直に嬉しいです。安心、安堵」と心境を語った。幼稚園教諭から転身し、一念発起した過去を持つ。ボディメイクの魅力を聞いた。

各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#72 駒井亜紀」
9日、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールで開催されたボディコンテストのサマースタイルアワード「JAPAN PRO CHAMPIONSHIP」。PRO Betty部門では、駒井亜紀が2連覇を達成。観客を魅了し「率直に嬉しいです。安心、安堵」と心境を語った。幼稚園教諭から転身し、一念発起した過去を持つ。ボディメイクの魅力を聞いた。
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――優勝を掴んだ今の思いは。
「去年は個人で戦っていたけれど、10月からポージング講師をしていて、ありがたいことに頼ってくださる生徒さんが増えた。応援していただいていたし、私も応援する立場。自分が結果を出すことによって『私も頑張ろう』『勇気をもらえた』と思ってもらえたら嬉しいなと。生徒さんの気持ちも背負ってというところもあったので、ちょっとは先生としてかっこいい姿を見せてきたんじゃないかな」
――自信のある部位を教えてください。
「皆さん、お尻に高さがあると褒めてくださるんですけど、強みはポージングです。体はまだまだ納得してない部分しかないので。そこをカバーできるようにどれだけポージング、ステージングで圧倒できるかを頑張っています」
――本業はゴールドジムのフロントスタッフ。筋トレを始めたきっかけは。
「バレエ、ジャズダンスを大学生までやっていて、体のたるみが気になったことがなかった。卒業して幼稚園の先生になって、ふと鏡を見た時に『なんじゃ、この体』となってしまって。ウエストはみんなから『いいな』って言われていたのに、あの薄さがない……これはまずいと思って。たまたま先輩の先生がジムに通い始めていたのもあって、行ってみたいと。なかやまきんに君とか、マッチョを見るのは好きだったので抵抗なく入れました。
(THE RAMPAGEの)武知海青君が2019年のルーキーチャレンジカップに出ていて『こんなにかっこいい世界があるんや』って。推しみたいになりたいって頑張っていたけれど、サマスタという場所が今はめちゃくちゃ好きなので。冬の大会で日本一になったらポスターになるので、最終目標です」
――2021年3月まで京都で幼稚園教諭をしていました。
「年長さんを担当していた頃、大会に出場し始めたのですが完全給食だったので、油ものがいっぱい。朝早く出勤して、帰ってからも絵画の準備とか工作の準備があったり、徹夜でやっていた頃もありました。トレーニングしたくてもできない。子どもたちのためにやってたけれど、ちょうど年長さんを持ってたから、これを機に『みんなと一緒に先生も卒園します』と」
――ずばり、ボディメイクをするメリットはなんですか。
「心の成長、安定ですかね。体が変わることで自分に自信が持てる。私も筋トレを始めるまでネガティブ志向だったけれど、完全にプラス思考になった。せっかく鍛えるならかっこいい体、美しい体になりたい。つまり食事から見直さないといけない。食事を整えていたら、肌も綺麗になって、髪もつやつやになった……のような流れで。心のアンチエイジングが一番ですかね。
周りの方を見ていても『私もう50歳』とかざらにいて『嘘!』と驚きます。私もそう言われるぐらい美しい女性でいつまでもいたい。始めるときに早い、遅いはない。自分が興味を持たなかったらできないので『みんなもトレーニングしましょう』とはならないんですけど、興味を持ったら絶対いい方向には行きますよと伝えたいです」
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