道端カレン、44歳 2児の母として挑むビキニ競技 結果より大切なゴールは「自分の体を変えたい」
9日に開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の年齢別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・マスターズフィットネス・チャンピオンシップス」。ビキニフィットネス40~44歳160センチ超級で競技歴3年のモデル・道端カレンが6位入賞した。芸能人、2児の母、アスリートの3つを両立しながら鍛えた美ボディと身長173センチの長い手足を生かし、2年連続で全国大会決勝で健闘。予選、決勝でそれぞれ、この競技に対する想いなどを聞いた。
コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#34 道端カレン」
9日に開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の年齢別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・マスターズフィットネス・チャンピオンシップス」。ビキニフィットネス40~44歳160センチ超級で競技歴3年のモデル・道端カレンが6位入賞した。芸能人、2児の母、アスリートの3つを両立しながら鍛えた美ボディと身長173センチの長い手足を生かし、2年連続で全国大会決勝で健闘。予選、決勝でそれぞれ、この競技に対する想いなどを聞いた。
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――去年の4位に続く、2年連続入賞となりました。
「周りの方がすっごいレベルが高かったです。そういう中に入って賞状をいただけたので、すごくうれしいです」
――予選からハイレベルな戦いでした。
「皆さん本当に綺麗で、自分は残れないと思っていたので、決勝に進んでびっくり。去年4位だと自分的には筋肉も増えたし、順位を上げたいと思っていたけど、メンバーも変わっている。(年齢上限で)抜けた人がいても(新たな世代が)また凄い人ばかりだったので。でも、自分だけで比較すると、ほんの少しでも、肩や脚は薄ーく1ミリくらいだけど、筋肉がついた。お尻を他の比較すると、みんな大きくて私にはまだまだ足りない。そのあたりが課題ですね」
――去年から変えたことは?
「強度を上げたことが一番ですね。去年も1年間頑張ったけど、それでも頑張らないと筋肉がつかない。頑張る限度がまだまだ自分でもわかっていないところがあるので、自分が思っている以上に頑張ってきました」
――2児の母として育児もあり、モテルやタレントして仕事もこなしています。
「もう、うちは大学生と高校生なので育児というより、むしろ協力してもらっている。子供のお弁当に入れるものがなくなった時に自分の減量食を入れたら『それだけはやめて!』って言われて、鶏の胸肉とか(笑)。でも、すごく応援してもらっています」
――大変な両立をしながらで感じる楽しさはどんなところでしょう?
「たしかに大変ですが、ただトライアスロンを10年間やっていて、大会や運動の経験があるので、生活の中に自分の趣味を入れていくと、仕事や家事に一層張りが出るのは実感としてあります。減量の最後の方はつらさもありますが、そうじゃない時期は楽しいし、こういう風に競技をやるのはいいですよね」
――第一人者の安井友梨選手の存在で競技も注目され、道端さんのように知名度のある方も次々と挑戦。ビキニを含めたフィットネス競技の人口も増えています。改めて、このスポーツの魅力はどんなところに感じますか?
「安井さんの存在は大きいですよね。やっぱり、たくさんの方がやっているし、勧めやすい競技。減量期に限っては大変だし、体に負担はある気はするけど、それ以外はしっかりと食事を取ろう、タンパク質を摂ろう、運動しよう、体を回復させようと、むしろ健康的にしている。その先に女性の場合は着飾ってステージというお披露目する場所があるというのは、さらにモチベーションにつながります。あとは今日のラインナップを見ても、男性も女性も年代が高い人が多い競技。趣味として大人になってから始めるスポーツという意味で、若い人だけのスポーツじゃない良さはありますよね」
――同じ「見せる」という競技でもモデルとは異なるものでしょうか。
「違いますね~。モデルの仕事は表情や笑顔の雰囲気だけで魅せることもできるけど、競技は筋肉や神経までこだわらないといけない。そういう楽しさもあります」
――今後に向けての目標は?
「次の大会は1年後なので、また1年後に向けて頑張りたいです。最終的なゴールは自分の体を変えたいということ。まだ自分は変わってないと思っているので。まだまだ自分のお尻に丸みができたり、肩が大きくなったりという自分の体の変化がゴールですね」
(THE ANSWER編集部)