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黒マッチョぞろいで異彩放った建設業の美容男子 美に目覚め、ガリガリ&不細工キャラから激変

10日に栃木県総合文化センターで開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の身長別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」。メンズフィジーク168センチ以下級で4位入賞した30歳・今村雅哉は絞り込んだウエストはもちろん、他の選手とは一線を画す色白な美肌で異彩を放った。それもそのはず、スキンケアにこだわる美容オタクで、年内には美容サロンをオープン予定。自身が美容と筋トレを通じて人生が激変した経験と今後への想いを明かした。

メンズフィジーク168センチ以下級で4位入賞した今村雅哉【写真:中戸川知世】
メンズフィジーク168センチ以下級で4位入賞した今村雅哉【写真:中戸川知世】

各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#31 今村雅哉」

 10日に栃木県総合文化センターで開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の身長別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」。メンズフィジーク168センチ以下級で4位入賞した30歳・今村雅哉は絞り込んだウエストはもちろん、他の選手とは一線を画す色白な美肌で異彩を放った。それもそのはず、スキンケアにこだわる美容オタクで、年内には美容サロンをオープン予定。自身が美容と筋トレを通じて人生が激変した経験と今後への想いを明かした。

 ◇ ◇ ◇

――メダルにはあと一歩届きませんでしたが、4位入賞という結果について。

「50日間の減量期間にしてはなんとか絞り込めたかなと。大会日を9月25日と勘違いしてしまって……急ピッチで追い込んだので、100%ではないけど、改善点もいろいろと出たので、来年は日程のこともしっかりと反省して臨みたいです」

――自分の武器は。

「ウエストの細さと鎖骨、頭の小ささ。フィジークらしい雰囲気は意識しています」

――職業は。

「個人事業で電気設備関係の建設業をやっています。建設業っぽくないですけど(笑)」

――美容に意識が高いそうですね。

「もともと肌が荒れていて、『ブス!』と言われるブスキャラだったんですが、ノリで『二重やってくるわ!』って言うところから始まり、目と鼻を整形したんです。肌はスキンケアもやって、見た目に自信が持てるようになった。筋トレも一緒で、もともとガリガリだったコンプレックスや弱点を褒められるレベルに持っていくのが楽しくなってきたんです」

――筋トレと美容は遠いようで近い?

「めっちゃ近いです。どちらも結局は日々の積み重ねなので。そういうところを繋げて、いずれは人に教える場所を提供しようかと思って動いています」

――今日もひと際、白くて綺麗な肌が目立っていました。

「もうちょっとファンデーションは塗った方がいいかもしれませんが、逆に目立つんじゃないかと思って。良くも悪くも目を引くって大事。フィジーク界で珍しい雰囲気なので、それを目立たせればいいかなと思っています」

――スキンケアのこだわりは?

「一番は筋トレと一緒で、日々を規則正しく、食事やケアをすること。小さいことから意識するだけでも“ちりつも”なので。ケアはそれぞれ肌質によるけど、洗顔、保湿、自分に合った化粧水などを見つけて日焼け止めを塗ること。あとは食材。肌にも体にも良い野菜や果物に気をつけています」

――美容に目覚めて、一番変わったことは?

「外から変わることで中身が変わるんです。僕は暗い方ではなかったけど、さらに明るくなって。仮に暗い性格でも、明日からキムタクの顔になったら、昨日までと同じマインドじゃなくなる。褒められたり、尊敬されたりされやすくなるし、もっと自分を高めたい、それに見合う中身にしたい、仕事や人間関係もモチベーションになるし、考え方もきっと変わると思います」

――今後の目標。

「競技では、来年はオールジャパンの表彰台。ゆくゆくは1位を目指して頑張りたい。美容の方もサロンを年内に三宮にオープンにします。(サービスは)肌質や小顔などで、神戸は美容が少ないので、引っ張っていけたら。いずれは見た目から人生にコミットできるサービスを提供したい。僕が変わったので、人を変えるお手伝いができればと思っています。マッチョの世界も少しでも印象を変えたいですね」

(THE ANSWER編集部)

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