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今年70歳でも筋肉を成長させて「一生青春やね」 フィットネス界のレジェンドが笑い続けるワケ

10日に栃木県文化センターで開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の身長別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」。ミスフィットネスで昨年優勝した69歳・丹羽裕子が今年も参戦し、連覇は逃したものの3位入賞。優勝した26歳・美田佳穂とは実に43歳という年齢差ながら、競技歴四半世紀超え、1998年にオールジャパンに初出場したフィットネス界のレジェンドに想いを聞いた。

ミスフィットネスで3位入賞を果たした丹羽裕子【写真:中戸川知世】
ミスフィットネスで3位入賞を果たした丹羽裕子【写真:中戸川知世】

コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#32 丹羽裕子」

 10日に栃木県文化センターで開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の身長別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」。ミスフィットネスで昨年優勝した69歳・丹羽裕子が今年も参戦し、連覇は逃したものの3位入賞。優勝した26歳・美田佳穂とは実に43歳という年齢差ながら、競技歴四半世紀超え、1998年にオールジャパンに初出場したフィットネス界のレジェンドに想いを聞いた。

 ◇ ◇ ◇

――連覇こそ逃しましたが、20代の選手もいる中で3位入賞です。

「いやあ、もうこの年で溶け込めて頑張れたので、いいかなと思います。(順位は昨年より下がったが)去年より私、良くなったつもりなので。体を若く保とうとすれば疲れないし、心の持ち方でトレーニングももっとできる。年齢関係ないことを自分でも証明できたかなと思います」

――競技に関わらず女性は年齢とともにシワが出てくるのが気になるもの。

「私、大丈夫でしょ?(笑)。ひたすら体の中のインナーの筋肉を成長させているので、見た目がそんなに老化していないかなと思います」

――ステージ上の誰よりも明るい笑顔が印象的でした。

「笑顔にしていないと、体って言うこと聞かないんですよ。笑顔でいると体が柔らかくなるので、動きやすくなる。怖い顔をしていると硬直するので、日常の生活でもトレーニングでも笑顔の方が体が動ける。だから、笑顔でいないと損やなと」

――今年70歳で古希を迎えますが、今後の目標は。

「もう、あと5か月です(笑)。いつまでもトレーニングはしていたいですね。人生としても一生青春やね。毎日、毎年楽しく」

――フィットネスは近年人気を集めていますが、これから競技を始めようという人たちにメッセージ。

「無理をしてはいけないんです。体の中が柔らかい状態にすること。常に気持ち良く動けることをしていたら、体は無理をしない。無理をしないと言うのは、ぐっと体を硬直させないこと。柔らかいまま使えば、トレーニングはできる。そんな感じかな」

(THE ANSWER編集部)

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