ベンチプレス200kgを挙げる大学4年生 自慢は脚、小学校から筋肉に憧れたフィジーク日本一の逸材
10日に栃木県総合文化センターで開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の身長別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」。実施2年目となるマスキュラーフィジークは大学4年生の川中健介が優勝した。高校3年で全国高校生ボディビル選手権、大学2年で全日本ボディビル選手権メンズフィジークを制している世代トップクラスの逸材は、初挑戦となったマスキュラーフィジークでいきなり頂点に輝いた。
各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#27 川中健介」
10日に栃木県総合文化センターで開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の身長別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」。実施2年目となるマスキュラーフィジークは大学4年生の川中健介が優勝した。高校3年で全国高校生ボディビル選手権、大学2年で全日本ボディビル選手権メンズフィジークを制している世代トップクラスの逸材は、初挑戦となったマスキュラーフィジークでいきなり頂点に輝いた。
◇ ◇ ◇
――マスキュラーフィジーク初挑戦でいきなり優勝。適性はどう考えている?
「2位の福原(俊介)さんと比べて、写真を見てもサイズが足りてないと感じるので、もっとサイズつけないと。今回はコンディションやバランス、ウエストで評価されたと思うので、全体的な腕や肩、胸のボリュームはまだつけないとダメだなと思いました。正直、優勝はできないと思っていたので、優勝できて良かったです」
――今後は。
「次週の日本クラシック(フィジーク選手権)に出ます。自分の一番の強みは脚なのですが、今回のマスキュラーも次週のクラシックも初挑戦。なので、自分にまったく期待していなかった分、今回はうれしいです」
――これまでのスポーツ歴は。
「小学、中学は陸上競技をやっていました。400メートル専門で、県の決勝には出ていましたが、全国にはギリギリ行けないレベル。大したことはないです」
――もともとトレーニングに目覚めたきっかけは。
「物心ついた時から、なんなら小学校低学年くらいから筋肉つけたいと思っていました。でも、ジムには小中学生では通えない。中学時代にレスリングをやっている友達にジムに連れて行ったもらったのがきっかけです」
――競技の魅力はどんなところに感じる?
「トレーニングでは、自分は重さを重視している。(部位に)効かせるとか関係なしに重さを意識。だから、コンテストで優勝するよりベンチプレス200キロ挙がった方がうれしい。挙がった瞬間、もう叫ぶくらい。200キロ挙がったのも最近なので、それが大学4年間で一番うれしかったことです(笑)」
(THE ANSWER編集部)