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ジム通いは23時以降でも仕事と両立 建設業の26歳現場監督、残業も休日出勤も「言い訳にしたくない」

“夏が一番似合う男性・女性”を決めるボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」の千葉予選と千葉ROOKIE CHALLENGE CUPが6月25日、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールで開催され、各部門で筋肉美が競われた。ビューティーフィットネスモデル部門のトールクラス(161センチ以上)では外谷安紗美が優勝。同部門のオーバーオール(総合優勝)にも輝いた。建設業界で働く26歳。「仕事が忙しいから」と全てを犠牲にしてきた自分を変えるために始めたのがボディコンテストだった。

ビューティーフィットネスモデル部門のトールクラスで優勝した外谷安紗美【写真:中戸川知世】
ビューティーフィットネスモデル部門のトールクラスで優勝した外谷安紗美【写真:中戸川知世】

各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#25 外谷安紗美」

“夏が一番似合う男性・女性”を決めるボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」の千葉予選と千葉ROOKIE CHALLENGE CUPが6月25日、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールで開催され、各部門で筋肉美が競われた。ビューティーフィットネスモデル部門のトールクラス(161センチ以上)では外谷安紗美が優勝。同部門のオーバーオール(総合優勝)にも輝いた。建設業界で働く26歳。「仕事が忙しいから」と全てを犠牲にしてきた自分を変えるために始めたのがボディコンテストだった。

 ◇ ◇ ◇

――優勝した率直な感想は。

「今年が大会初挑戦でした。6月3日の『新人類』大会に出場して、その結果が3位と2位と悔しい結果だったので、今回の千葉予選がリベンジ戦だと思って、プロカードを獲りに行きますという志で来たので、有言実行ができて良かったなとホッとしています。本当に周りの方々の支えがあってのことだと思うので、光栄に思います」

――トレーニングを始めたのはいつ頃か。

「自宅での自重トレーニングは2年半程度行っていたんですけど、ジムでのトレーニングは昨年の7月からなので、1年弱の経験値ではありました」

――始めたきっかけは。

「自分で自宅でやっている中で、どこか行き詰まりを感じて、ジムに入会するのに先立って1人で直近の大会を見に行ったんです。そうしたら知らない人なのに感動してしまって。こんなに人の心をフィットネスで動かせるんだ、と感じました。本当になりたい自分になろうとそこで思いました」

――ジムでトレーニングを始める前に大会を見に行こうと思ったきっかけは。

「もともと興味や関心はあって、自分で自重トレーニングしている時からカッコいいなという憧れはありました。ただ、そこから目を背けている自分がいたので、やるなら今しかないと思ってやってみることにしました」

――やってみて心が折れそうになったことはあったか。

「私は逆に仕事に行き詰って、息抜きでトレーニングに専念できたという部分が大きかったので、挫折よりかは自分が変わっていく、面白い、楽しい、と思って継続できました」

――お仕事は。

「建設業界です。男性社会ですね。注文住宅の施工管理をしています。ひと言でいうならば現場監督として、新卒からずっとやってきています」

仕事は忙しいが「それを言い訳にしたくない」

――仕事で行き詰まりがあった。

「仕事が忙しいからできない、という理由付けをして、自分の趣味がなかったんです。仕事が忙しいからあれもできない、これもできないって全てを犠牲にしてきたので、それは違うなっと思って。あくまでも仕事を続ける上で何か没頭できるものを探そうと思ったのがきっかけでした」

――そこで大会に出ることにした。

「最初は本当に自分を変えるため、というのがありましたが、トレーニングをすることで仕事のモチベーションも高められればいいな、という気持ちもありました」

――仕事をしながら続ける難しさは。

「残業も休日出勤もあるんですが、それを言い訳にしたくないと思っています。仕事終わりが午後9時、10時ぐらいなのでジムに行くのが11時、12時ぐらいになるんです。朝も行けたらいいんですけど、早い日は4時半起きだったりするので、どうしても朝に行けなくて。夜仕事終わって、よし、これで自分の時間を作れる、専念できる、と思ってもう一回ギアを上げています」

――次の目標は。

「プロの称号を得たので、12月のプロ戦にまたバルクして帰ってきたいです。これからも仕事をしながらでも出来るということを強みとして継続していきたいです。仕事を続けることで、自分自身も強くしたいですね」

――自慢の部位は。

「肩を褒めていただくことが多いので、自信を持って肩をアピールしていきたいなと思います」

(THE ANSWER編集部)

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