定年間近の59歳が筋トレを頑張れる理由 新谷幸三の生き様「ボディメイクに終わりなし」
ステージ上で側転披露「少しでも来てよかったと感じていただけるように」
――ステージ上で側転したりととても楽しそうで、見ている側も楽しかった。
「本当ですか? すごく嬉しいです。お客様はお金を払って来ていただいているわけですから、少しでも来てよかったと感じていただければ選手としてすごく嬉しいなと思っています。それにはやはり自分が楽しんでやることかなと」
――今年で定年ということだが、今の仕事と定年後の予定は。
「今59歳で、3月で定年になります。今は施設の管理や運営、事業の立ち上げや推進をしている会社で務めています。定年後は今の仕事から離れて、SUP(サップ:スタンドアップパドルボード)を広げるようなことをしたいなと思っています。今年の夏にやってすぐにハマったんです。特別な技術なくして、自分の力である浜から浜へと海を渡って移動できる。海に出て、ふっと陸を振り返ったときに遥か彼方に自分が出てきた海岸があるんですよ。鳥肌が立ってしまって。こんなに身近に非日常を感じることができるSUPってすごいなって。まだ全然形にはなっていないですが、そういうことをやりたいなと思っています」
――自慢の部位は。
「胸が大きいってみんなに言われるので胸ですかね。ただ、まだまだなので。もっとトレーニングして、理想の体になれるように。永遠のテーマですから。ボディメイクには終わりがないと思います。そこを続けていくというのは、プロセスを楽しむという生き様の1つかなと思っています」
(THE ANSWER編集部)